176臨時国会が開会。//「大阪地検前特捜部部長ら逮捕へ」についてコメント!
第176回臨時国会が開会しました。会期は12月3日までの64日間。
労働者派遣法の抜本改正、普天間基地の無条件撤去、比例議員定数削減反対などを求める集会やデモが行われました。
私は、日本共産党議員の皆さんとともにデモ激励(写真上)。
午後は、「国民要求の実現を求める10・1院内集会」(主催:国民大運動実行委員会ほか)、「憲法を生かそう!10・1院内集会」(主催:5・3憲法集会実行委員会)に出席し、それぞれ国会情勢報告・挨拶を行いました。
大阪地検特捜部検事による、証拠隠滅事件で故意の証拠データ改ざんを知っていながら、公表せずに隠した疑いが強まったとして、最高検は大阪地検前特捜部長らを逮捕する方針を固めた。このことについてメディアの記者団に問われたので次のように語った。
私は、9月22日に大阪地検特捜部の主任検事が証拠隠滅容疑で逮捕されたときに、「組織的関与有無も含めて真相の徹底した究明が大切だ」(9月22日付ブログ参照)と述べたが、一人の検事による犯罪ではなく、特捜部の組織ぐるみの犯罪であることが明らかになった。すなわち郵便料金不正事件にからんだ大阪地検特捜部検事による証拠改ざん事件が、特捜部長などの証拠隠滅事件に発展したことは、極めて重大なことだ。
分かりやすく言えば、検察による「犯罪でっち上げ」ということだ。逮捕、起訴、公判のいずれの時にも、犯罪がなかったことを知っていながら自らのストーリーで犯罪に仕立てるやり方はまさしく言語道断だ。
検察組織のあり方の根幹から問い直さなければならない。
国民の信頼を取り戻すには、国会や第三者機関も含めた徹底した真相解明が必要だ。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/10/01