第180回通常国会が閉会。志位委員長があいさつ
第180通常国会閉会にあたって、志位和夫委員長が、日本共産党国会議員団総会で閉会のあいさつを行いました。
志位委員長は、1月24日以来229日間の長丁場の闘いを振り返り、「『大義』を明らかにし『展望』を示した論戦を行って、それぞれの国民運動が、国民多数派になっていくうえで、貢献し大きな成果をあげた」と述べました。
消費税問題、原発ゼロ。TPP問題、オスプレイの配備反対の4つの課題での運動と世論の変化を指摘しました。
日本共産党は、 4つの課題での「一点共闘」の発展に重要な役割を果たし、私たちの主張は国民の多数派になっていることに自信を持ち闘いの発展に力をつくそうと訴えました。
そのうえで、国民の声に応え、筋を貫きつつ柔軟な国会対応で重要な教訓をつくったと強調しました。
消費税増税問題をめぐって、民自公の増税談合勢力の横暴に反対して、日本共産党は「消費税増税法案反対」の一点での野党共闘をよびかけ、衆院での不信任案、参院での問責決議可決と追いつめ、増税勢力に痛打を与える画期的成果をあげたと述べました。
選挙制度問題でも、民主党の度重なる暴挙に対して、全11野党が「憲政史上かつてない暴挙」と結束して反対するもとで、法案は参院で廃案になりました。これは議会制民主主義を守る闘いの重要な勝利だと指摘。
最後に、総選挙での躍進へ政党のあり方の根本を問う論戦を行おう。躍進のため党勢拡大目標の総達成への奮闘を呼びかけました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/09/07