定例記者会見。2閣僚の問責案に、理由は異なるが賛成。//「障害者総合支援法」の採決強行を糾弾する。
18日の定例記者会見で、私は、田中直紀防衛大臣と前田武志国土交通大臣に対する問責決議案に賛成すると表明しました。
「田中防衛相への自民党の問責理由とはまったく違う立場からの賛成だ」「辺野古への米軍新基地建設に反対する”オール沖縄”の県民の声を無視して強行しようとしていることが許しがたいからだ」と述べました。
また記者団から、自民党が問責決議可決後の全面的な審議拒否の態度だが、対応を問われました。私は、「野田内閣に対して、問責が可決された場合、その重みをきちんと受け止めて対処すべきだ」とした上で「自民党の審議拒否の方針に同調するものではない」と表明しました。
障害者総合支援法案の採決強行について、「内容もやり方も大問題だ。法案に私たちは反対だ、この暴挙を怒りを込めて糾弾する」と述べました。
18日の厚生労働委員会において、障害者総合支援法案が、民主、自民、公明の多数によって採決が強行されました。
私は、「この法案は、自立支援法を恒久化するもの。廃止するとした違憲訴訟団との基本合意を反古にするもので断じて認められない。御応益負担を課す仕組みは残ったままだ。また、『当事者のことは当事者抜きで決めるな』の合言葉で障害者の皆さんは運動してきた。その中で総合福祉部会がまとめた「骨格提言」をまったく反映してしない。障害者権利条約批准の前提にふさわしい「新たな総合的な福祉法」とは到底言えない。まさに障害者の願いと約束を踏みにじるものだ」
「その上審議時間はたった3時間、参考人の質疑も行わないという国民の声を恐れた所業だ。民主・自民・公明が密室で合意して押し付けてくる典型的な国会軽視のやり方だ」と強調しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/04/18