北朝鮮による「人工衛星」の打ち上げ発表に抗議し発射中止を求める決議についての私たちの見解。//消費税大増税ストップ! 4・12国民集会開催。
メディアから、12日の衆院での「北朝鮮による『人工衛星』の打ち上げ発表に抗議し発射中止を求める決議」についての対応を問われました。以下のように答えました。
「北朝鮮政府の人工衛星を打ち上げ発表は、2009年6月12日に全会一致で採択された国連安保理決議1874号に違反する。この決議は、北朝鮮が、2回の核実験を強行したという深刻な事実をふまえて、『弾道ミサイル』だけでなく、その技術を利用した「人工衛星」であっても、これ以上の発射を行わないことを求めたものだ。
この決議にてらして、北朝鮮に、今回の「人工衛星」発射を中止し、国連安保理決議を遵守し、6か国協議の共同声明に立ち返る決断をもとめることが重要。そのため各国と連携して最後まで働きかけ、平和的解決を図る努力をすべきだ」
「同時に、日本政府が、北朝鮮の発射に備えることを口実に、自衛隊の部隊を沖縄本島、宮古・八重山諸島、首都圏など各地に展開し、まるで戦時体制さながらの異常な軍事対応をとっていることは容認できない。こうした突出した軍事対応は、この問題の外交的解決をはかることを妨げることになりかねない。
衆院決議案が、政府に対し、発射に備えて「万全の体制を構築し、その運用に遺漏なきを期する」ことをもとめるのは、それを煽ることになり、この部分には同意できない。以上の点を議院運営委員会で指摘して、衆院決議には賛成の態度を表明した」
4月12日の国会周辺は、「消費税大増税ストップ 4・12国民大集会」一色でした、といっても良いくらい行動であふれました。
もちろんメインは、日比谷野音で開催された「消費税大増税ストップ!4・12国民集会」です。会場が久方ぶりにあふれ5500人を超える参加者でした。
この集会は、作曲家の池辺晋一郎さん、主婦連合会会長の山根香織さん、ジャーナリストの斎藤貴男さん、映画監督の崔洋一さん、弁護士の宇都宮健児さん、前進座俳優の嵐圭史さんらが呼びかけ、全労連、全国商工団体連合会、全国保険医団体連合会、新日本婦人の会、農民運動全国連合会などが参加する実行委員会の主催で開催されたものです。
日本共産党を代表して、志位和夫委員長が国会情勢報告を兼ねた挨拶を行いました。笠井亮、赤嶺政賢、塩川鉄也各衆院議員、井上さとし、大門実紀史、田村智子各参院議員と私が参加し、連帯のあいさつを送りました。
朝からの議員要請行動(写真下は、滋賀民商の代表と)、各省庁交渉、昼の集会、国会請願デモ、院内集会と盛りだくさんの取り組みでした。
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