写真はそれぞれ、上から順に
　北区の北野白梅町交差点（井坂博文市会議員）
　上京区の出町枡形商店街（さこ祐仁府会議員）
　中京区の三条烏丸交差点（倉林あき子市会議員）
　下京区の京都タワー前（山中わたる市会議員・西脇いく子府会議員）
　南区のフレスコ東寺店前（井上健二市会議員・山内よし子府会議員）

　今日の演説で強調したのは３点。
　１つ目は、経済対策・景気の問題。
　昨日発表された、麻生首相が胸を張る１５兆円の追加経済対策は、雇用の面でも、中小企業支援の面でも、社会保障の充実の面でも、 これまでの大企業優遇・暮らし破壊の基本路線を転換しておらず、結局は選挙対策のバラマキで、 将来は消費税増税というレールまで引いていると批判しました。

　２つ目は、政治と金の問題。
　西松建設の献金の原資は、1,000億円にのぼる公共事業であり、国民の税金が政治家に還流しているという問題だと指摘。 「テレビタックルで東国原・宮崎県知事も『パーティー券１００万も買ってもらったら警戒する。誰が買ったか調べる』と言っていたが、 それが当たり前だ。「知らぬ･存ぜぬ･詮索せぬ」などという言い訳は通用しない」と、批判。企業・団体献金はキッパリ禁止し、 政党助成金も廃止せよと主張しました。

　３つ目は、北朝鮮のロケット発射問題。
　日本共産党は北朝鮮のロケット発射について、発射前から北朝鮮に強く「自制」を求め、発射時にも「きわめて遺憾」と表明したことを延べ、 その上で、「北朝鮮のような国際的な無法行為を清算していない相手だからこそ、日本がよって立つ足場をしっかりさせて、 道理ある態度でものをいう必要がある」と指摘し、「いま大切なことは北朝鮮による核兵器開発をやめさせる、朝鮮半島の非核化の実現という、 もっとも重要な目的を達成するために、 外交努力を続けることであって、軍事対応一辺倒のやり方では問題解決を遠のかせる」と、 政府の対応を批判しました。

　終盤は、余りの暑さに、ワイシャツの腕まくりの宣伝になりました。後で聞きますと”夏日”だったとか。「さもありなん」