衆院選挙制度協議会第8回協議会開催。// 京都での「いけばな池坊 550年祭」鑑賞
15日、衆議院選挙制度関する各党協議会第8回会議が開催された。
樽床伸二座長は、現行の小選挙区制の下での格差是正を先行させるとする提案をあらためて行なった。すなわち、選挙区画定審議会設置法改正の改正を先行させる考え方を示し、その際に改正案の附則や附帯決議に「(選挙制度の)抜本的な改革に関する検討を行う」「合意に基づいて措置を講ずる」との文言を盛り込むという内容であった。
これに対して、私は、「これは小選挙区制の区割りを先行させ、小選挙区制を維持・固定化するものだ。民主党はこの協議会が開催以来、当初からの主張を何も変えていない。この間の協議会の議論の中で、選挙制度のを、民意を正確に反映する抜本改革が必要であり、それを世論も求めている」と主張した。
各党からも、「抜本改革の議論をすべきだ」「新聞の世論調査でも選挙制度の抜本改革を求める声が6割を超えている」「時間は十分にある」との批判が相次いだ。
その中で、樽床座長は「今日は、私の提案を持ち帰ってほしい」と述べ、次回引き続いて協議を行うことになった。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/11/15