昨日収録、今日放送のBS朝日「激論！クロスファイア」に出演。各党と議論しました。出席は、玄葉光一郎（民主党）、塩崎泰久（自民党）、高木陽介（公明党）、阿部知子（社民党）、下地幹郎（国民新党）浅尾慶一郎（みんなの党）の各衆議院議員でした。

消費税「還付制度」を言い出し、その対象年収もくるくる変わる問題について問われ、「『還付する』というならはじめから消費税増税しなければいい話だ」と批判しました。
あわせて、今回の消費税増税は「法人税増税とセットで来ていることが特徴だ」と大企業減税の財源のための増税であることを指摘しました。（この法人税の議論になると、いつも司会？の田原総一朗氏は、発言をさえぎる悪いくせがありますね！）

日本経済の問題点を、私は「大きな筋が問題だ」としてパネルを示して提起（写真上）。
「この１０年間で、大企業の経常利益は２倍になる一方、雇用者報酬（賃金）は１割も減っていると説明。そして経済成長が止まった国になっている」「こんな国はG7の中で日本だけ」「大企業が儲かっても国民の収入は減る。この有り様を根本的に転換しなければならない」と主張しました。

実はこの討論の最後に発言したことは、どういうわけか、時間の関係かカットでした。ギリシアの財政破たん問題が出ました。私は、「首相は、ギリシアの問題を持ち出して、日本もそうならないようにしきりに”財政再建のための対策が必要だとの趣旨を述べている。
しかし、ギリシアの財政破たんの原因は、この１０年間に法人税率を４０％から２４％に下げたこと。消費税を１８％から２１％に引き上げたことが原因の一つだ。『ギリシアのようになる』と脅し、ギリシアと同じやり方を提起（法人税の減税と消費税増税）するのは極端なん矛盾だ」と述べておきました。

収録後、東京都板橋区で活動。「定数５人の東京選挙区で、消費税増税派だけで議席をを占めさせるわけにはいかない。『消費税増税ノー』の声を代弁するただ一人の人物・小池晃さんを勝たせてほしい。比例代表で日本共産党を躍進させてほしいと力を込めて訴えました。