全国労働組合総連合と全日本建設交運一般労働組合主催の「JR採用差別事件『政治解決』報告と感謝の夕べ」に参加しました。
日本共産党からは、紙智子参議院議員、水戸正男労働局長が参加しました。代表して私があいさつを行いました。

（大要は次の通りです）

JR採用差別事件の「政治解決」が図られたことを、みなさんとともに喜び合いたいと思います。1987年の国鉄分割・民営化に端を発した、当時の政府による国家的不当労働行為を許さず、23年間たたかい続けてきた被解雇者と家族、訴訟原告団、そして建交労と全労連のみなさんの闘いが実りました。みなさんに心から敬意を表します。

国会要請で訪れた原告団と家族の皆さんの訴えには、私たちが逆に励まされました。

「子どもたち、さらに世代を超えて孫たちに差別の実態を伝え、正義の勝利を目の当たりにしたい」という“ほとばしるような叫び”が、どれほど胸を打ったことでしょう。そして支えた全国の皆さんに、あらためて私はお礼を言いたいと思います。

一枚の原稿用紙を持ってきました。「国鉄の分割・民営化反対 国鉄京都府民の会」のモノです。皆で闘ってきた証です。政治を動かしました。まだ残されている雇用問題の解決も求められています。日本共産党は引き続き、みなさんとともに全力を尽くして奮闘する決意を申し上げ挨拶にさせていただきます。