こくたが駆く

自衛隊派兵ではなく民生支援を―NHK日曜討論に出演

070921-3  本日、朝9時よりNHK日曜討論に出演、 「与野党激論 “ねじれ国会”攻防のゆくえ」と題して、新テロ特措法や終盤国会の論点について、 各党の国会対策責任者と討論をおこなった。
 私以外の出演者は大島理森(自民)山岡賢次(民主)漆原良夫(公明)重野安正(社民) 糸川正晃(国民)の各氏。

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 まずはじめに新テロ特措法のに関わって「アフガンがこの6年間でどうなったのか、戦争でテロが無くせたのか、検証をする必要がある」 と延べ「根絶どころかテロは拡散した」と指摘した。

 また、海上自衛隊の給油・給水活動について「油の入り口は一つだが、出口はイラク・アフガン・海上活動の3つある」 と法律の範囲を超えざるをえない実態を指摘、自民党の大島国対委員長が「国連決議を無視するのか、対案を出すべきだ」 と述べたことに対しては「国連決議は9・11テロの数日後に出されたもので、今のような対テロ戦争を想定はしていない」 「テロが生まれる根源に対して日本国憲法にもとづく民生支援こそ必要だ」と対案を示した。

 続いて政治資金規正法にかかわって、自民・民主がそれぞれ改正案の中身について説明をしたのに対し、 「改正して国民の政治不信を取り除くことはすべての党で取り組んでいかなくてはいけない」「同時に、『政治と金』 問題で辞めた大臣はいっぱいいたが、ちゃんと説明をした者は一人もいない。 政治資金規正法を改正するにいたった原因をはっきりさせないと画竜点睛を欠く」と述べて、相次いだ閣僚の「政治と金」 の疑惑について真相解明を求めた。

 

| コメント (3) | トラックバック (0) | Update: 2007/10/21

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コメント

 アルカイダがバーミヤン遺跡を爆破した時に、イスラム原理主義がなぜ仏教を標的にしたのか分からなかった。相次ぐ飢饉、慢性的な食糧不足が原理主義者に他の宗教を攻撃することで、神の加護を受けようとしたのではないだろうか?
 食糧不足の原因には相次ぐ戦争と、地球温暖化の影響により水がめであった氷河の消失など、農業に重大な支障をきたした。ならばテロリストを武力で排除するのではなくその戦闘に使われるお金を、その原因である飢饉、貧困の対策に当てたほうがより有効であると私は思う。食糧自給率が40%を切る日本もその危険は大いにあると思う。 

アルカイダではなくてタリバンでした。

 カルザイ政権は、タリバンに対しては政治的交渉による解決を図っていこうというところに、いま踏み出そうとしています。
 国連も支持しています。国連のトム・ケーニス事務総長特別代表は「軍事手段だけでは勝利できないからだ」と理由を述べています。
 国際社会は、こういう動きをバックアップし、報復戦争から政治的プロセスによる解決を支援する方向に切り替える必要があります。
 報復戦争支援をやめ、政治的交渉による和平を追求する。それと一体になってこそ、貧困、干ばつ対策などの民生支援も実効あるものになるのであります。そういう環境をつくる外交努力こそ、いま日本はやるべきです。政治的解決の最大の障害になっている報復戦争への支援は中止すべきです。
 ここがポイントではないでしょうか。

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