「タクシー規制」の政府案、野党提出法案について参考人質疑が行われる
衆議院国土交通委員会において、自由化・ 規制緩和によって、
タクシー台数が急増=供給過剰が進行し、 利用者の安全低下や運転者の労働条件悪化が生じている問題について、
タクシー事業の規制を強化する野党4党が共同で提出した 「道路運送法改正案」「タクシー適正化・活性化法案」 と、
政府が提出したを 「タクシー適正化・活性化法案」について審議がおこなわれていることは、すでに何度かお伝えしました。
(5月13日・
5月22日・
5月27日)
本日、午前中は、政府案と野党案についての参考人からの意見陳述が行われ、参考人に対する質疑を行ないました。(写真右は、
参考人へ質問する私)
私はまず、規制を緩和した2000年当時、運輸大臣がタクシー事業の規制緩和について『新しい需要が起こってくる』
『労働者に対しても条件をよくする方向になる』などと、規制緩和の未来が『バラ色』に描いていたが、日本共産党は
『台数が増えて長時間労働が蔓延し、安全が脅かされることになる』と批判し、当時から反対をしていたことを明らかにしました。
その上で「結果はどうなったか?政策の誤りがどれほど多くの人々に被害と苦しみを与えたか?『利用者の安全』
これは人の命が脅かされたということだ『労働者の労働条件悪化』これは、生活が成り立たないほどの深刻さです」と述べて、
「タクシーの規制緩和は間違いであったと思うがどうか?」とただしました。
| コメント (0) | トラックバック (1) | Update: 2009/06/02