こくたが駆く

「改憲手続き法案」緊迫

 九条改憲に直結する「国民投票法案」=改憲手続き法案をめぐって、自民・公明の与党は、委員長の職権で、 本日衆院憲法調査特別委員会を設定し、15日の公聴会設定を議決するよう提案しました。
 今日は、野党の反対で、公聴会開催の議決はなくなりました。しかし13日に理事懇談会を開催し、 15日に公聴会を議決することを引き続き狙っており、改憲手続き法案めぐって緊迫した状況があります。
 私どもは、改憲手続き法案の採決を前提とする公聴会に反対するものです。報道では、「委員長の職権で委員会を開催し、15日に公聴会、 22日採決」とされています。
 与党の強硬姿勢の背景に、5月3日までに改憲手続き法案を成立させるよう繰り返し求める安倍首相の姿勢があります。

 改憲手続き法案を衆院で22日採決を狙う与党の動きが明らかになった昨日以来、多くの団体・個人から、与党への抗議・ 要請が殺到しています。私どもの事務所には激励のファックスなどが寄せられています。
 機敏な行動や世論が、与党のよこしまな狙いを封じています。一層大きな運動にしましょう。
 実は、国民投票法の内容では、すでに自民党と民主党では修正協議が進み、ほぼ一致するところまできています。他の委員会で民主党の議員は、 「議論も長いことやったのだからもう採決しても良いのだ」と公然と言い放つ状況です。それだけに改憲阻止の運動を大きく盛り上げ、 国民の過半数を超えるたたかいへと発展させることが大切です。


 

 

 

| コメント (2) | トラックバック (1) | Update: 2007/03/08

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自公、改憲手続き「国民投票」法案を国会に提出 ・最低投票率は設けない。有効投票総数の過半数で承認 ・公務員・教育者の地位利用による投票運動は禁止 ・公務員... [詳しくはこちら]

コメント

 学校では教えてくれなかったこと。
 なぜ憲法を変えることに懸命になるのでしょうか?法律というものは国民を有る意味で縛る役割をもっている。だけど憲法は、政治家・権力者を縛る決まりだと思う。
 憲法を変えることは、つまり権力者らに課せられた枷《拘束具》を外すことになります。なぜにこの枷を作ったのか?権力者が暴走をしないために、戦争を再びしないようにとの深い反省から、国民を主人公とした現在の憲法ができたと思います。
 憲法を変えようとする人達は、反省していない、過去に学ばない人達になります。その具体的な事例が、従軍慰安婦に対するアパ普三の発言につながると思います。
 加害者との意識が希薄な者は、また同じ過ちを犯す。
 改憲手続き法案とは、権力者に都合の良いルール作りであり
それに対決するのには、大勢の人の声がやはり必要なんだ!
 よし!9条の会のビラを持って隣の家にいってみっか!

」市川さんいつもありがとうございます。
 過去の真摯な反省がないものは、同じ過ちをおかす危険性があります。アジア各国はそのことを指摘しているのだと思います。憲法観、歴史観が問われていますよね。

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