こくたが駆く

西松建設前社長初公判について、  「海賊対処」派兵新法などの再議決についてメディアの質問に答える

海賊法厳しい顔

 西松建設前社長・国沢幹雄被告の初公判について、メディアの記者団に問われました。
 私は、結論として「民主党前代表の小沢一郎氏本人だけでなく、民主党自体の説明責任が問われる問題だ」と述べました。

 私は、「検察の冒頭陳述で、東北地方の公共事業の受注にあたって、小沢事務所の意向が決定的影響力を持つ『天の声』とされたこと。 西松建設は小沢氏側の『天の声』を得るために巨額の献金をしたこと。大久保秘書自身が『天の声』を発したことなどがリアルに指摘された。 このことは極めて重大な問題だ」と指摘しました。

 「民主党が、同事件を『小沢氏個人の問題で、党の問題ではない』との立場をとっていることについて」感想を求められ、 「小沢氏をかばい続けてきた、政党としての責任が問われている。党として自ら調査し回答することから逃げることは許されない」と述べました。

海賊法会見正面 衆議院本会議で「海賊対処」派兵新法案など3法案が再議決されたことについても問われ、 「重大な法案を一気に再議決することは、暴挙以外の何ものでもない」と厳しく批判しました。

その上で、「『海賊対処』派兵新法は、自衛隊の海外派兵と武器使用の拡大を狙い、補正予算関連法は、大企業奉仕の内容が中心だ」 と指摘しました。(この点については、本会議で赤嶺政賢衆議院議員が反対討論を行ないましたので簡潔に触れました)

国民年金法改定案については、「基礎年金の国庫負担割合を2分の1に引き上げるのは当然だが、 財源として消費税の増税に道を開くものだ。これまで財源に充てると称して、自民、公明の両党は、定率減税の廃止を強行。 ところが基礎年金には増税分の2割弱しか充当しなかった。その上、消費税増税だから、『一枚の証文で二度取る』というやり方で罪は大きい。 国民だましの手法は通用しない。総選挙ではっきりさせたい」と表明しました。

 実は、この後、”香港テレビ”からも、インタビューがありました。

 

 

 

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/06/19

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