水俣病被害の幕引きを許すな! 座り込みを激励
与党と民主党が水俣病被害の幕引きを図る「特別措置法案」 を今国会で成立させることで合意したことに抗議し、25日、水俣病不知火患者会とノーモア・ミナマタ国賠等請求訴訟原告団・ 弁護団は国会前で座り込みを始めました。
私は、赤嶺政賢衆院議員、井上哲士参院国対委員長、仁比聡平参院議員とともに激励に駆けつけました。
「被害者の声も聞かず、被害の実相を確認することもなく、こんな幕引きを図ろうとするやり方は絶対に認められない。 被害者の大量切り捨てをさせないために、国会がきちんと議論をしていくことこそが、今求められている。 日本共産党はみなさんと一緒に全力を尽くしてがんばり抜く決意です」と力を込めて激励しました。ひきつづき法案の撤回を求めていきます。
水俣病不知火患者会、ノーモア・ミナマタ国賠等請求訴訟原告団・ 弁護団は、抗議声明を出しました。
声明では、与党の法案が水俣病被害救済と称しているものの、実際は加害企業・チッソを分社化し責任を免罪する「チッソのみを救済する法案」
と指摘しています。「(水俣病被害者救済の基本的事項について)協議も検討もしないままチッソ救済法案の成立を強行するようなことがあれば、
歴史に重大な汚点を残す」と批判しています。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/06/26