こくたが駆く

東の都議選、西の奈良市長・市議選

090709奈良  昨日の夜は、東京都議選と同じ12日に投開票でたたかわれている、奈良市長・市会議員選挙の応援に駆けつけました。
  写真左、井上まさひろ・市会議員候補とそろい踏み。県営北和団地集会所には、会場に入りきれないほどの人がつめかけました。

  東京でもそうですが、こちらの奈良市長選挙でも、民主党は「奈良から政権交代を!」(7月6日、民主党・鳩山代表)と訴えています。しかし、奈良市議会の民主党は、市長の提案する予算案、条例案に100%「賛成」してきた、まったくの市政与党。そのことを隠して「奈良から政権交代」というのは、東京・石原都知事の提案に99.3%賛成のまぎれもない与党でありながら、「野党」ポーズをとるやり方と同じで、市民を欺くやり方です。

  自民党はどうかと言えば、今回の市長選挙で担いでいる『元・市長』の候補は、4年前の市長時代に相続税の滞納問題や公職選挙法違反など様々な事件を起こして、不信任決議で辞職に追い込まれた人物です。国政での東国原・宮崎県知事を人気があるからと担ぎ上げようとしたり、『麻生降ろし』の動きなどと併せて、「政党の体をなしていない崩壊状態です」と指摘し「国民の暮らしに目を向けていないのが特徴です」と批判しました。

090709奈良2  メディアでも、今回の奈良市長選挙について「課題は福祉・医療・産業振興の順」(7月3日付、読売新聞・市民アンケート)「どうする奈良、バス・入浴料負担、映画無料券全廃”節約”市民だけに負担」(7月1日付、朝日新聞)「未来への選択-高齢者福祉切り詰め」(7月2日付、毎日新聞)と報道しています。今回の市長選挙は、市民の願いは福祉の充実であり、これまでの市政が、市民の願いに反して市民にだけ”節約”を押しつけて、福祉を削ってきたのをどうするかが問われています。

  「自分の原点は、平和と福祉」と語る、小林てるよ・市長候補を押し上げてこそ、市民の願いが実現する方向に『政治の中身を本当に変える』事につながると訴えました。

  写真右は、京西中学校の体育館で、西本もりなお・市会議員候補とそろい踏み、県庁職員時代に、核兵器反対の”ゼッケン”をつけて10年にわたって通勤をしていたことで有名な『勇気の人』です。こちらも用意していたイスが足りなくなるほど盛況でした。こちらでは、井上良子・衆院奈良1区予定候補が小林・市長候補の代理として訴えました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/07/10

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