祇園祭は今日がクライマックス-宵々山・宵山と、京の町を駆け巡る。
祇園祭は今日がクライマックスとして最大の盛り上がりとなる宵山、 明日が山鉾巡行ということで、京都市内の中心部は、コンコン・チキチンの音色と、大勢の祭り参加者で大賑わいです。
昨日と今日にかけて、祇園祭で盛り上がる『鉾町』を訪問し、保存会の皆さまをはじめ、祭りの関係者を訪問・激励しました。
写真左は室町通り四条上がる『菊水鉾』の上にあがったところ。成宮まり子・京都国政委員長、西脇いく子・府会議員、山中渡・市会議員がご一緒でした。
訪問行動の後は、祭り参加者が多く下車する四条大宮の駅前で、 浴衣を着た後援会員さんや、中京区選出・原田完府会議員とご一緒に、街頭宣伝をおこないました。(写真右)
私は「祇園祭は町衆の祭。町衆の政党、日本共産党をのばして、政治を町衆の手にとり戻そう」と呼びかけました。
平安時代の869年に大流行した疫病をきっかけに、災厄を取り除こうと鉾を立てたことが祇園祭の始まりとされ、応仁の乱(1467年~77年)で途絶えた祭りを1500年(明応9年)に町衆の手で再興したのが、ほぼ現在の形の祇園祭として引き継がれています。
戦乱の中から不死鳥のようによみがえった祇園祭、 それを支えた京町衆の心意気。特に、それぞれの『鉾町』にある保存会の皆さまのご苦労を思うと、本当に頭が下がる思いです。
例えば、写真左の、保昌山(東洞院高辻下る)のご神体。保昌山保存会の出島昭男・理事長にお話しをうかがったところ、 ヨロイの下の肌着に当たる部分の補修を今年おこなったが、ウン百万円もかかったとのこと。
行政からの支援も、もっと手厚くする必要があると痛感しました。政治の出番ですね。
今日16日は、京菓子司・柏屋光貞さんの”行者餅”の日でもあります。もちろん今年も賞味したことは言うまでもありません。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/07/16