こくたが駆く

『朝まで生テレビ』で激論-「新しい歴史の扉を開く選挙だ」

090725朝生 本日の未明、午前1時45分から4時45分前まで、テレビ朝日系の「朝まで生テレビ」 に出演をしました。皆さん見ていただけましたやろか?

 今回は「激論!政権選択選挙と日本の命運」というテーマで、与野党6党の「前」衆議院議員と、経済・ 外交の専門家やジャーナリストが出演。
 私以外の各党からの出席者は、茂木敏充(自民党)、細野豪志(民主党)、高木陽介(公明党)、保坂展人(社民党)、下地幹郎(国民新党) の各氏。

 まずはじめに、各党が総選挙で何を訴えるかをフリップに書いて提示、私は『自公政権を終わらせ、新しい歴史の扉を開く選挙』 と書きました。「自民党、公明党の政治はこれで終わりという国民的な審判が下るだろう。新しい歴史の扉がどういう形で開くのか、 政治の中身の選択が問われる時代に入る」と述べました。

 090725朝生3 これに対し、司会の田原総一朗氏からは「民主党政権ができたら日本共産党は協力するのか?」 と質問がだされ、私は「ええことはええというという立場だ」と述べて、特に、労働者派遣法の改正や、後期高齢者医療制度の廃止、 生活保護の母子加算の復活など「暮らしに関わる内容については、積極的に提案もしていく」と、日本共産党の立場を説明。
 もう一方で「心配もある」と指摘し、「憲法の問題や消費税の問題など、不安な部分については防波堤になっていく」とのべました。

090725朝生2  経済対策の議論では、自民党の茂木氏が 「4度の経済対策でようやく景気回復の芽が出てきた」とアピール、公明党・高木氏も「4月~6月の統計は8月に発表されるが、 プラスに転じるはずです」と主張しました。
 私は、経済危機の直後に与謝野・経済財政担当相が「ハチに刺された程度」と述べていたことを指摘し 「こういう認識でスタートしたことを忘れてはダメだ」と批判し、この日、政府が発表した『経済財政白書』で「過剰雇用が607万人と (指摘されている)、雇用の悪化と収入の減少が国民全体を覆っている。これは本当に政治の責任ですよ」と主張しました。

  このあと、雇用の問題や、安全保障の問題など、議論が続きましたが、 司会者の田原総一朗氏によって私の発言が何度もさえぎられました(これは、いつものことですが)。変化したなと感じたのは、田原氏から 「共産党は正論を言ってるのは分かったから」「こくたさんの正論はわかったから」と、話をさえぎられてしまうところ。 私の発言をさえぎるため(そう言われてしまっては二の句が継げません)とはいえ、いままでなら「理想論だ」とか「できもしないことを」と、 罵倒されながら話をさえぎられてたのですが、さすがに、そういう否定論が言えないぐらい、 日本共産党の主張を無視できなくなったということかと。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2009/07/25

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コメント

穀田さんお疲れ様です。3時ごろまで聴いていましたが、睡魔に襲われてしまい後半の奮闘ぶりを観る事ができず残念!前半の部分はしっかり聞いたつもりです。ずいぶんひどいジャーナリストも出ていましたが・・最初のフリップ「・・新しい歴史の扉を開く選挙」はいいですね。今度の選挙は主権者が自分の意思で政治を変えることができるのではないかという実感があるこれまでにない状況のもとでの選挙だと思います。しかし、変えたその先はどうなるのだろうかまではわからないが、とにかく一度いまの政権を変えることは、決意している、そういう状況ですね。それだけに日本共産党が悪政からの「防波堤」として「建設的野党」としての存在意義を大いに強調する、このスタンスはまさに進化発展だと思いますね。共産党の風を大いに吹かせるため頑張ります。自民党の現職を破り、京都一区での穀田さんの必勝を祈念します。

 前原さん、前半だけでも視聴して頂き感謝します。
 民主党中心の新しい政権ができる可能性が大です。そのなかでの日本共産党の位置なり役割が求められています。おっしゃる通り、国民要求実現の「推進者」の仕事、悪政の危険に立ち向かう「防波堤」の役割を国民に理解してもらう努力を最後まで続けます。 京都で比例票の30万票、一区での勝利めざして全力をあげます。
 自民党を打ち負かすのは、「こくた恵二」ですと訴えていきます。
 ご助力のほど、お願いいたします。

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