64年目の終戦記念日街宣/お盆も多彩な取り組み。
今日は64年目の終戦記念日です。私は、毎年、
終戦記念日と憲法記念日には滋賀県の大津市と草津市で街頭演説会を開催することが恒例となっています。
今年も、侵略戦争による内外の犠牲者に心からの哀悼の意を表するとともに、「わだつみの悲劇を繰り返すまい」との決意を語り、
さらに今回は衆議院選挙を目前に控えた終戦記念日ということで、来るべき総選挙で、平和な国際社会の実現に貢献する日本の実現へ、
戦前の暗黒の時代から命がけで戦争反対を貫いた日本共産党を大きくして下さいと訴えました。
(写真左上は大津市・パルコ前で、川内たかし・滋賀1区予定候補とご一緒に。)
私はこの演説の中で、TBS系で放送された「最後の赤紙配達人」を紹介しました。滋賀県大郷村、 現在の長浜市で兵事係を命じられ召集令状-赤紙を配達していた西邑仁平さんの話です。
“おめでとうございます”と赤紙を届け、戦死の知らせも伝える苦悩。村で140人を超える戦死者。終戦時、
兵事書類焼却の命令が軍部から出ます。西邑さんは、“死に様まで燃やされてたまるか”とこの命令を拒否します。
深い苦悩、責任感からしぼり出した勇気に感銘をうけます。今、守られた書類は“戦争とは何か”を知る貴重な歴史資料となっています。
西邑さんの「知ることは誤りを繰り返させないために」の言葉が印象的でした。
世界で生まれている新しい流れの紹介も、 今年の演説のポイントです。「核兵器のない世界」をめざすと表明したオバマ大統領演説。日本共産党は心から歓迎すると、 志位委員長がオバマ大統領に書簡を送り、丁重な返事も届きました。
わが国は唯一の被爆国であり、「非核三原則」は国是です。ところが日本政府は、「核抑止力」にしがみつき、 自民党のマニフェストには「核兵器廃絶」に一言も触れていません。民主党の鳩山代表は「非核三原則」をめぐって揺れています。
私は、戦前、日本共産党の先達たちが侵略戦争に命がけで反対した歴史を紹介し、創立以来の反戦・平和の党として、
日本国憲法を道標に「核兵器のない世界」「戦争のない世界」の構築に全力を尽くす決意を表明しました。
(写真右は、草津市・草津駅西口、木村まさみ・滋賀3区予定候補とご一緒でした。)
京都に戻った後は、中京区・三条河原町交差点で、青年・学生の皆さんとご一緒に
『ゆかた宣伝』でした。
宣伝のにぎやかさにつられたのか、ばんばひろふみさん
(関西を中心に活躍するフォークシンガーでラジオパーソナリティ。私と同じ立命館大学出身です)が、駆け寄ってきて「こくたさん!
がんばってますね」と激励頂きました。(写真左)
宣伝では私は「若者の異常な働かされ方は日本の未来に関わる大問題です。 人間が人間らしく働ける当たり前のルールづくりに全力を挙げます」と訴えました。
青年との宣伝の後は『盆踊り』の会場をいくつか駆けめぐりました。(写真右・下京区の郁文学区で、西脇いく子・ 京都府議、山中わたる・京都市議がご一緒でした)
あいさつ回りをしていると「こくたさんも一緒に踊って下さいよ!(笑)」と催促されます。 もちろん喜んで踊りの輪に入り、汗だくになりながら”炭坑節”をご一緒踊り(お世辞にも「うまい」とは言えませんが。女性会の方々から 「様になっているよ」と”激励”受けました。)ました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/08/15