大きな大きな絞りの着物!
見て下さいこの大きな着物!なんと畳20枚分、幅4・5m、長さ6・5mのジャンボ着物、 しかも総絞り!
本日の午後、京都絞り工芸館を訪れて、企画展 「大きな大きな絞りの着物」を見学しました。案内をいただいたのは、お馴染の館長の吉岡健治さん。 ( 選挙の最終盤、演説会で心のこもったメッセージを頂戴しました。その御礼を兼ねての訪問です。)
手間ヒマのかかる、着物の最高級品である『絞り染めの着物』を、これだけ大きく作るというのは、本当にすごいことです。
しかもこの着物を作ったのは、『世間に絞りをアピールしたい』と吉岡さんが事業を継ぐ時=20年以上前につくったというから驚きです。
満を持して、久しぶりに再展示してみたところ、NHKニュースに報道されるは、YAHOO!のトップに掲載されるは、
入場者がドッと増えたとのこと。
「誰が着るんですか?」という、冗談か本気かわからない問い合わせも相次いでいるようで「そうですネエ、
お台場のガンダムにでも着せましょうか?」と、これまた冗談か本気かわからない返答をしているとのこと(笑)
もう一方で吉岡さんからは「昔の職人さんはすばらしい仕事をした。いまの技術(と道具)では再現できません」と、
伝統の技術の継承が難しくなっている現実についてもお話がありました。
あらためて、伝統産業の振興に政治が役割を果たさなければいけないという思いを強くしました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/09/12