鈴木宗男外務委員長に日本共産党は反対。
民主党・無所属クラブは、国会の外務委員長に鈴木宗男衆議院議員が推薦しました。
衆議院では16の常任委員会が設置されます。全会派が賛成の場合、本会議において「異議なし」と決まります。
日本共産党は、外務委員会を除く残りの15委員会の委員長候補については賛成する。ただし、外務員長の鈴木宗男氏の選出は賛成しがたい。
(理由については≪続きを読む欄に≫分離して、別個に採決を要求しました。
これに対して民主党は、16人の委員長候補全員の「一括採決」を主張しました。議院運営委員会理事会や委員会では、
自民党と公明党が一時退席するなどの事態が起こりました。
「一括採決」となると、他の15人の委員長候補には「賛成」、外務委員長候補・鈴木宗男氏には「反対」の意思表示が出来なくなると、
反対を表明しました。
私と、議員運委員会委員の佐々木憲昭議員は、横路孝弘議長に「分離して採決を行なうべきである」と申し入れました。
結局、議長判断により、本会議で分離採決となりました。
| コメント (3) | トラックバック (0) | Update: 2009/09/18
コメント
鳩山連立政権の政治倫理は早々と地におちた
http://okayama911.blog69.fc2.com/blog-entry-157.html
「民主党や社会民主党が「鈴木宗男は潔白である」と、前々から主張していたのであれば、まだ筋が通っているでしょう。しかし、民主党も社民党も、7年前は彼を告発する側でした。鈴木宗男衆院議員の辞職勧告決議までしました。両党がその立場を公式に撤回したという話は聞いたことがありません。
「推定無罪の原則」を理由に外務委員長就任が正当化されるのであれば、「政治家、高級官僚に(一般人よりも)厳しいモラルを課する必要は無い」ということになります。
このこと自体、労働者大衆へのとてつもない侮辱であり、政治的立場以前に、人間としてのモラルの感覚が壊れているとしかおもえません。 」
投稿者: 鳩山連立政権の政治倫理は早々と地におちた | 2009年09月24日 15:30
「特にグロテスクなのは、かつてあれほど声高に鈴木宗男を「疑惑の総合商社」とよんで糾弾してきたのに、派遣村で鈴木宗男と握手している社民党代議士です(社会民主党に投票、選挙応援した労働者を非難しているのではありません。また、国会議員として雇用問題にとりくむための協力関係そのものを、ここで問題にしているのではありません。その社民党代議士の、労働者大衆を侮った態度とポーズについて心底怒りを感じているのです)。
労働者は汚職政治家に恵んでもらうような存在ではありません。」
投稿者: 鳩山連立政権の政治倫理は早々と地におちた | 2009年09月24日 15:35
「鳩山政権の・・・」さん、メールありがとうございます。
「ムネオハウス」を告発し、一貫して追及してきました党として、また衆議院として「鈴木宗男衆院議員の辞職勧告決議」を行ないしました。
それを、どう考えるかについて、語ってもらう必要がありますね。
しかも、16常任委員長全体の可否を一括して採決に付すということを押し付けるやり方は民主主義に反するものです。
投稿者: 恵二 | 2009年09月27日 23:05