谷垣・自民新総裁が就任あいさつ、厚生年金・社会保険病院の存続で懇談
1日、自民党の谷垣禎一新総裁が、日本共産党控室を訪れ、就任挨拶を行いました。
志位和夫委員長、市田忠義書記局長と私が対応。自民党からは、谷垣氏のほか、大島理森幹事長、田野瀬良太郎総務会長、石破茂政調会長、 川崎二郎国対委員長の新役員が同席しました。
谷垣氏は 「野党として相談することもあると思う」とあいさつ。志位氏は「野党としての立場は違うが、国会運営、 政権運営を民主的に行うことが大事だ。われわれは新政権に対して、いいところには協力、悪いところには反対、 問題点はただすという立場でのぞむ」と述べました。
同日、厚生年金・社会保険病院の存続について、関係自治体と住民からの要請をうけ、懇談しました。
さて10月2日は、佐賀県佐賀市で演説会です。写真は、大分県由布市の首藤奉文市長らから要望書をうけとっているところです。
厚生年金病院と社会保険病院については、自公政権のもとで売却の方針が決められました。しかし、 地域医療に深刻な影響が及ぶため、公的な医療機関として存続・充実を求める声と運動が広がりました。党国会議員団も、 くりかえし公的施設としての存続を国会で要求。世論と運動が高まるなかで、民主党は総選挙で「公的に存続させることを原則に、新たに 『地域医療推進機構(仮称)』を設置して両病院の管理、運営にあたらせる」と公約しました。
こうして、長妻昭厚生労働相は30日に行われた要請に対し、厚生年金・社会保険病院を「公的病院として存続する」 と言明するに至りました。
1日の党議員団との懇談では、各地の代表から、日本共産党の国会での取り組みへの感謝とともに、存続のための法案を早期に成立させ、 さらに存続させた音も地域医療を立て直すためにひきつづき協力してほしいとの要望が出されました。
懇談には、日本共産党から、高橋ちづ子衆院議員、山下芳生、仁比聡平両参院議員と私が参加。関係者の皆さんの、 これまでの粘り強い取り組みをたたえるとともに、私自身、社会保険京都病院(京都市民は『鞍馬口病院」と親しんでいますが)と地域医療を守るために運動している皆さんと心一つに頑張っています。 存続のための法案を成立させるために力を尽くすこと、 地域医療を再建するために協力していきたいとあいさつしました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/10/02