堺東駅前大街頭演説会で訴え
昨日は12時から、大阪・堺東駅前で街頭演説会だった。
堺市は合併によって政令市に昇格てから初めての選挙、選挙区の単位が全市で一つの選挙区だったのが、
6つの行政区ごとの単位になり府会議員は定数10から定数1~2の6つの選挙区に、
市会議員選挙も3~12の6つの選挙区に分かれることとなった。当選に必要な票数が1・5倍とも2倍とも言われるきびしい選挙だ、
日本共産党は府会に5人、市会に10人の候補者を予定、全員当選にむけて全力でがんばる決意だ。
大阪府も、そして堺市も、地方自治体の魂=住民の福祉の増進=を失った府政・市政だ。
堺市は合併にあたって「政令都市になれば市民サービスが良くなる」と宣伝していた。しかし、実際には移行後、最初に市民を直撃したのは、
下水道料金や介護保険料の大幅引き上げだった。国保料金も政令市では一番高い。就学援助の所得基準を引き下げ、一千人を超える児童を排除。
「学童保育の兄弟減免」「障害者給付金」「難病患者見舞金」「老人おむつ給付金の見直し」「敬老祝い金の」「生活保護の夏季年末一時金」
などを次々とカット。子ども、障害者、難病患者、高齢者、低所得者など、社会的に一番弱い部分への無慈悲な支援切捨てだ。
それでは税金は何に使われているのか。堺市は、臨海部に向けて走らせるLRT計画、五百四十七億円。 すでに南海シャトルバスが運行し市民からは不満はあがっていない。これは、新日鉄などが遊休地を抱える臨海部の開発が目的、 つまり多額の税金を使い潤うのは一部の大企業だけというのが実態だ。大阪府も、水と緑の健康都市建設では、豊かな箕面の自然を壊し、 住宅が全部売れても七百五十億円の赤字の大型開発。年間七十億円もの同和事業。この4年間でのべ五〇人、 総額四二〇〇万円にものぼる府会議員の豪華海外視察。このような逆立ちした税金の使い方、数え上げればきりが無い。
日本共産党は、府政でも市政でも住民の運動と結んで府・市政を動かし、
暮らしをまもってきた。また、ムダを告発していくつかの無駄事業をやめさせたり、政務調査費の徹底公開や海外視察中止の提案など、
府政・市政へのチェック機能を果たしてきたまさに「議会の申し子」だ。
「府会5人、市会10人の全員当選目指して全力でがんばろう!」と呼びかけると、大きな拍手で盛り上がった。
堺市の党は本番に向けてまさに「燃えている」。
堺市を13時に出発し、14時15分には京都府西京区の演説会に。
京都府議予定候補の森田ひろしさん27歳、若くて頼もしい候補者。民主青年同盟京都西地区の再建初代委員長、青年運動のリーダーだ。
青年の雇用と労働の改善めざすアンケート・署名では、青年の声をうんと集めている。森田候補が先頭にたった青年雇用の要求運動は、
京都府の正規雇用促進の条例をつくらせる大きな力となった。
前回失った西京区の府会議席、市議2名とともに奪回を期す。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/03/19