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日曜討論に出演/国会の行政へのチェック機能を弱めてはならない-官僚答弁禁止問題

091018日曜討論 本日、朝9時からNHKの日曜討論に出演し、26日召集予定の臨時国会にどう臨むか、 「国会改革」への対応、等について、 各党の国対委員長と議論をしました。

 今回から、与野党の席の入れ替えがありました。私以外の出席者は、与党が、山岡賢次(民主党)、重野安正(社民党・幹事長)、 下地幹郎(国民新党)、野党が、川崎二郎 (自民党)、漆原良夫 (公明党)、山内康一 (みんなの党)の各氏でした。
 順番と出演政党が増えたため?NHK・島田解説員が(これはとても珍しいことですが)私の順番を飛ばして『みんなの党の・・・』 と言いかける場面もありました。

 私はまず、総選挙の結果について問われて「自民・公明の政治にノーという審判が下った。国民イジメの政治『構造改革』 路線の転換という国民の声にどう答えるかが問われた選挙だった」と述べた上で、民主党政権について、核密約の真相究明や温室効果ガス25% 削減、生活保護の母子加算の復活などで「積極的な言動がある」と指摘。同時に「国民生活の危機にどうこたえるのかということが求められる」 と述べました。
 また、臨時国会に向かう姿勢として「政権が代わったわけだから政権の基本姿勢を正す」ことと、国民の暮らし・雇用・中小企業対策など 「待ったなし」の緊急の課題について広く議論をして、国民生活の危機を打開するためにどういう役割を果たすのかが求められる」 と強調しました。

091018日曜討論2 臨時国会提出法案について、民主党・山岡氏は「(国会法改定として) 官僚答弁禁止という話は、臨時国会で」と述べました。
 私は、国会改革の議論の仕方として「全体像を明らかにして、オープンな場でしっかり議論する必要がある」と主張し、 官僚答弁禁止については「(法律で禁止しなくても)官僚にさせないで自分で答弁すればいいこと」と指摘し、肝炎問題や薬害エイズなどで、 官僚の作為の問題があったことを例に『行政に対する監視機能としてチェック機能を果たすかどうか、 国会の権能を弱めることがあってはならない』と、官僚に対する追求と答弁の必要性を強調しました。
 これには、社民党・重野氏は「言論の府としてとるべきではない」と発言、公明党・漆原氏も「官僚に聞かなければならない事もある」と、 国会法改定に否定的な意見を述べていました。

 

| コメント (6) | トラックバック (0) | Update: 2009/10/18

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コメント

民主党ええ言うてるなと思っていたけどぼちぼちアカン事言い出してきたようですね。いよいよ国会もはじまります、ええ事はエエ、アカン事はアカンの共産党こくたさんの出番ですご奮闘を期待してます。

お久しぶりです、穀田さん。
民主党政権発足から、はや一ヶ月。なんだかんだで一ヶ月が過ぎましたが、八ツ場ダム建設の中止に手こずったり、目玉政策実行のために必要な予算が95兆円を超えた、麻生政権時代に民主党がさんざん批判した国債発行に着手するのかと言われたり。てんてこまいというか、なかなか思い通りに事が進みませんね。
さて、穀田さんは鳩山政権発足からの一ヶ月を、どう評価しますか?

 井上公舟さん、いつも激励メールありがとうございます。
 おっしゃる通り、小沢「国会改革」などはその際たるものです。
 NHK日曜討論で「危険」といったつもりでしたが、明確にそう聞こえなかったとしたら、私の不徳のいたすところです。
 カンニン!

小西慎一郎さんお久しぶりですね。お元気ですか?
 まず、核密約の真相究明の「大臣命令」や、国連における温室効果ガス中期目標25%削減など、評価できることはあると思います。
 ただ、マニフェストに書いてあるのだから、「問答無用」との押しつけはいただけません。
 おっしゃる通り八ツ場ダム問題などはその典型でしょう。
 一つひとつの政策を実行するさいには、国民の世論に耳を傾け、理解と合意を得る努力をつくすこと、国会での十分な審議をつくすことが大前提となることは、どんな政権でも、どんな問題でも、欠くことのできない民主主義のプロセスです。
 この点を踏まえることが大事ではないでしょうか。
 もう一点、小沢「国会改革」は極めて危険な要素をはらんでいます。
 「官僚答弁禁止」などは、法律を変えなくてもできるのです。質問者が大臣を要求し、質疑をさばく委員長が大臣を指名し、大臣がキチンと答弁に立てば、何の問題もないのです。
 行政・官僚への国会の監視が及ばなくなるのです。したがって反対です。

国民の世論に耳を傾けて国会で動く、それが民主主義のプロセス。う~ん、これは深い話を聞きました!!ありがとうございます。
小沢「国会改革」といえばこの前の「日曜版赤旗」にも書いてありました。穀田さんのおっしゃる通りで、官僚答弁禁止は法律にする必要がありません。むしろそこまでしてしまうと国会の機能が一部ストップしてしまうような感じがします。
僕の幼なじみが今回の総選挙の直後に「小沢さんはいろいろな面で日本を潰してきた」って言っていましたが、まだ日本を潰し足りないのでしょうか?だとすれば、この小沢さんの「国会改革」は小沢さんの危険な本性が露骨に出されたもの、ということになるのが結論ですね。

 小西慎一郎さん、メールありがとうございます。
 「民主主義のプロセスを大事に」という点は、「国民が主人公の政治」の根本だと思います。
 小沢さんの「国会改革」なるものの「全体像」がいまだはっきりしていませんが、「国会は、政府の下請け機関で良い」「国会議員は、政府の応援団であれば良い」との発想があるのではないでしょうかね。

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