こくたが駆く

自交総連32回大会であいさつ

   西陣のひ 都内で、自交総連第32回大会が開催されました。 日本共産党を代表して私が激励と連帯のあいさつを行ないました。(あいさつの後半部分を紹介します)

 二つ目に、みなさんの闘いについてです。
 自公政権がすすめてきた規制緩和、「構造改革」は、タクシー労働者の賃金の大幅低下、 長時
間労働と健康破壊など危機的状態に追い込みました。

これに反撃する全国各地での闘いと国会闘争が連携し、 6月19日、タクシー事業活性化特別措置法(タクシー活性化法)の全回一致での可決、成立をかちとったことは画期的なことであります。
  道路運送法の改正という根本的転換を提起した当時の野党四党案と、自交総連の取り組みが、減車と運賃問題の前進を切り拓きました。

タクシー破壊法ともいうべき改悪道路運送法の成立から九年余、 規制緩和から規制強化へとタクシーの分野で大きな変化をつくり出したことに確信を持とうではありませんか。

日本共産党は、規制緩和と「タクシー破壊法」 に一貫して反対してたたかってきた党として、この間のみなさんの成果をともに喜び、高く評価するものです。

 

私どもは、みなさんの賃金引上げ、首切り反対、 タクシー活性化法の前進面の実現など、生活と雇用を守る要求とたたかいを支持するとともに、大会議案が掲げる「輸送の安心・安全」 「誇りと働きがい」「地域貢献」を確実に実現できるよう、みなさんと共同し、力をつくすものです。

今日の深刻な生活の危機打開のための闘いへの決起と社会的連帯を強める点もきわめて重要です。 雇用を守り、失業者への支援を緊急に実施することは急務です。大企業の横暴を抑え、人間らしい労働のルールの確立を要求しましょう。中小・ 零細企業への総合的な支援策が今ほど求められている時はありません。

戦争をしない・ 参加しないという平和の闘いも自交総連ならではです。「闘う自交総連の本領発揮」しこれらの闘いの先頭に!

 「新聞『自交労働者』」742号によれば「組合員90年以来の組織純増」 との嬉しいニュースを拝見しました。大会の実りある討論を期待し、運動と組織の一層の発展を祈念しあいさつとします。

 

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2009/10/27

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コメント

タクシーに限らず、公共交通機関は一部を除いて死滅寸前ですね。憂慮すべきことです。

ってか、公共交通機関なんて、殆どタダであるべきじゃないですかね。もしタダであっても、乗用車を利用する可能性は大です。正直、高速1000円ならば乗用車を使えばガソリン代込みで往復1万円程度(従来料金でも3万円強)のところ、公共交通機関を使えば6万円ですからね。(大阪-愛媛を念頭に置きました。)

民主党のこの方面の政策は、場当たり的ですよね。共産党にはグランドデザインを持って政策提案されることを期待しています。

TAMO2さん、公共交通機関の問題でのメールありがとうございます。
 私は、タクシーを重要な公共交通機関として位置付けています。
 国民の移動する権利を保障する、総合的な交通体系の確立が今ほど求められている時はありません。
 地域の疲弊、過疎、限界集落、高齢者の足の確保など「市場万能」儲け第一の考え方では課題の解決はおぼつきません。
 

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