民主党と共産党との国会対策委員長会談報告
12日、国会内で民主党と共産党の国会対策委員長会談が開かれました。 会談で、民主党山岡賢次国対委員長は、 今臨時国会での法案について、①人事院勧告に基づく給与法、②インフルエンザ対策、③中小企業金融円滑化法、④条約関連、 ⑤郵政株式凍結法などを何としても成立させたい。 なお、北朝鮮対応の貨物検査法は審議を進めたいとしました。 私は、 「与党の意向は承った。私のほうからは、まず緊急に成立させるべきは、『肝炎救済基本法』だ。国会が始まってすぐから、民主党の 『議員立法禁止』との都合はどうあれ、旧野党の時代から一致して法案提出を行い、原告団、弁護団、患者団体との約束を果たすことが必要だ」 と述べました。 また「貨物検査法について、日本は北朝鮮に対する輸出入の全面禁止と全船舶の入港禁止の措置を実施しており、 これによって国連安保理決議1847号の義務付けた武器禁輸等は、すでに全面的に実施されている。したがってあらたな法案は必要ない」 と主張した。
| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2009/11/13
コメント
確かにあらたな法案は必要ない感じがしますね。
投稿者: 天美 | 2009年11月14日 23:28
天美さん、メールありがとうございます。
そうなんです、新法は必要ないんです。
にもかかわらず、日本領域外の公海で、海保と自衛隊が一体で出動し、北朝鮮等への「船舶検査」を行なう体制をつくることは、軍事的な対応で、緊張の悪化につながる危険性をもっています。
公海上の「船舶検査」は、領域内の警察行動とは異なります。軍事的強制力を伴う活動です。
この辺のところを明確にせねばならないと考えます。
投稿者: 恵二 | 2009年11月15日 22:52