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NHK「日曜討論」で主張、「雇用」「くらし」「政治とカネ」しっかり審議を!

091129NHK3 本日早朝、NHK『日曜討論』に生出演し、 明日30日に会期末を迎える臨時国会の審議の状況について、各党の国会対策委員長と討論をしました。
 私以外の出演者は、山岡賢次(民主)、川崎二郎(自民)、漆原良夫(公明)、近藤正道(社民)、下地幹郎(国民)、山内康一(みんな) の各党衆議院議員(社民党のみ参議院議員)。司会はいつものNHK解説委員・島田敏男さんでした。

 まずはじめに明日の30日が会期末の臨時国会について、民主党の山岡国対委員長は「(会期の延長は)短期間にしたい」とのべて、 理由として「来年度予算、今年度補正予算(の準備)を早くやりたい」「話題(鳩山首相の偽装献金疑惑)ばかりしゃべってる国会にしたくない」 などと発言、また与党の審議拒否や自公の審議拒否によって、今国会で法案が1本も成立していない事態については 「緊急性のある法案はかなり進んできた」と述べて、法案成立を最優先する考えを示しました。

091129NHK2 私は「国民が『自公政治ノー』といって政治を変えたいという思いが実現した。 新政権の下で何が変わったのかをハッキリさせることが」今度の国会に求められていると発言、 雇用問題と中小企業の困難をどう打開するのか?普天間基地問題についても県民の基地はいらないという声に応えるかどうか?など 「法案が通ったかどうかと言うことだけでなく、国民の声にどう応えたか」が重要だと強調。そういう点で、今度の国会が 「まだまだ不十分だ『政治とカネ』の問題を含め、キチンとした集中審議をすべきだ」と主張しました。

091129NHK4jpg また、与党が中小企業金融円滑化法案を強行可決したことについて議論になり、民主党・ 山岡氏が「強行したわけではない」と強弁し、自公出席者も「(ボイコットすることで) 審議権を不当に奪っていると国民にアピールするしかない」(公明・漆原氏)などと開き直る姿勢を示しました。
 私は、「返済猶予法案でいうと”外枠”だけは解るが法案の魂に当たる『検査マニュアル』がハッキリしない。大臣はそれなら『概略を出す』 と言っていたのに、(国会に提出されたのは)”イメージ”でしかなかった」さらに、「与党になれば強行、野党になればボイコット」 というやり方について間違っていると指摘、そして与党の強行については「どういおうと、強行したことは客観的には事実。特に、 国民の意見を聞く参考人質疑直後に採決した。こういう例は今までありません」と批判しました。

 また、鳩山首相の資金管理団体に、08年までの5年間に首相の実母から9億円もの資金提供があったことが議論になり、私は 「国民の政治に対する信頼という点で明らかにしなくてはいけない」と述べ、9億円の資金提供について「貸付金と言っているが、 利子を払った様子もない、返済期限も不明確、個人献金の上限は150万円という問題もある、原資は何か、 何に使われたのかということが国民の最大の疑問だ」と指摘しました。
 そして「問われているのは、(国民の疑問に対して)ハッキリさせることが必要かどうか。ハッキリさせることに反対という人はいません、 ハッキリさせるには(鳩山首相)本人が出るのが一番」「国民が1円2円で苦しんでるときに、1億円だ9億円だという話が飛び交う、 そういう政治であって良いのか」と述べると同時に、この問題を「(審議の)条件にしているのではない。(集中審議を) やるかやらないかが問われている」指摘しました

 

| コメント (6) | トラックバック (0) | Update: 2009/11/29

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コメント

穀田さんお久しぶりです。予算の仕分けは終了しましたが、思いやり予算については、(政権として)無視できないので日本人基地労働者の賃金を大幅に削減するなど、まさに弱いところに手をつけましたが、この手法で行くならますます賃金を下げる口実になり、きわめて問題だと思います。民主党政権はどこに行こうとしているのでしょうか?
しかし、身内にC型肝炎患者を持つ私にとって、昨日〔28日〕の肝炎患者の救済のための基本法が成立に至った経過が詳しく報道されていましたが、与党が今国会で成立させる気が無かった法案を患者や世論の力で、成立に追い込んだことは素晴らしいと思います。臨時国会で成立させるために穀田さんが奮闘されたことに心から敬意と感謝申し上げます。昨日の記事はコピーして兄にも知らせます。

こんばんは。ユニオン南の風です。
http://blogs.yahoo.co.jp/union_minaminokaze/42337436.html
で私たちのブログにも、「しんぶん赤旗」の記事を引用していますが、
穀田さんの言われるとおり、
国民が1円2円で苦しんでるときに、1億円だ9億円だという話が飛び交うとはどういうことかと、
政府に言いたいです。
政府は、
非正規雇用の失職者のうち半数が職を失ったままの状態にありますから、
年末にむけた早急な対策が必要です。
労働法改正の議論も早く進んでほしいと思います。

穀田さん。お疲れ様です。

日曜討論途中から見ました。どうも自民党と民主党が目立っていたような感じがしましたがそのなかでの穀田さんの発言こそ正論だと感じました。やはり共産党がいないと国会は不毛地帯になりますね。

一つ不満を言いますと、隣の公明党が異様に元気なのに穀田さんが疲れているのか元気がないように見受けられました。このような異様な国会で公明党みたいな「ゾンビ」政党が何食わぬ顔でやっていては見ている人にとっては腹立たしく思えて来ます。共産党こそ1番元気にしないと存在感がゾンビのために薄くなりますよ!まあみんなの党の人はおどおどしてましたが(笑)

国民が真っ当に生活できるように気合い入れて頑張って下さい。

 前原正一さんお久しぶりです。おっしゃるとおりですよね。
 国民の前で事業のあり方を議論するのは良いとしても、問題点が多々ありますよね。
 新自由主義の「構造改革」論者が我がもの顔で振舞ったり、科学や学問を「効率一辺倒」で切り捨てたり乱暴、かつ重要な問題には切り込まない等々、是正を求めていかねばなりませんね。
 肝炎基本法については、何がしかの貢献ができたのではと喜んでおります。何よりも原告団、患者団体、弁護団の粘り強い取り組みの賜物です。 
 まだまだ出発点にたったばかりです。これからの具体化のために皆さんと心一つに頑張りたいと思います。

 ユニオン南の風さん、お元気ですか?
 若い青年が頑張っていることに、心から敬意を表します。労働法制の抜本改正めざしてともに奮闘しましょう。
 皆さんによろしくね。

博多弾丸ファイターさんいつもありがとう。
 イヤー寝不足・疲れ顔でしたか?
 討論では、キチンと発言、やりあっていたと思うのですが!
 公明党は微妙に立ち居地を変えつつありますよね。今日の国会でも、自民党は欠席戦術でしたが、公明党は出席していますから。
 自民・民主が目立っていると言っても、片や強行、片やボイコットめぐってなじりあっているだけでした。落ち着いて見れば、内容の問題について主張していたのは共産党だけということが鮮明だったと言えるのではないでしょうか?
 手前味噌過ぎますか!

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