全視協とバリアフリー新法について懇談
21日、全日本視覚障害者協議会(全視協) とバリアフリー新法について懇談しました。20日はバリアフリー新法施行から3年にあたり、「この日にちなんで、 視覚障害者の歩行・移動の現状を知ってほしい」と全視協から懇談の申し入れがあったものです。 日本共産党から高橋千鶴子衆院議員と私が出席。全視協からは、田中章治会長らが出席しました。
要望内容は、鉄道駅への可動式ホーム柵の設置や人員配置、ハイブリッド車の走行音の確保、音響式信号機や横断歩道の 「エスコートゾーン」の普及など10項目。
懇談では、「バリアフリー法の一番の弱点は、人的サポートの考え方がないこと。安心・安全のために、人の配置が不可欠だ」 「国会周辺に音の出る信号機がない。ぜひ整備してほしい」「駅の有人改札口が減り、いろいろな種類の自動改札機が増え、 視覚障害者が衝突する危険が日常になっている」「車の音を確認しながら歩いているので、走行音がしないと非常に危険」 など様々な実態をうかがいました。
私は「皆さんの運動により、列車の号車・ドア番号の点字表示が増えるなどの成果が生まれています。 これまでもご一緒に駅の調査などに取り組んできましたが、今後もともに改善を進めていきましょう」とお約束しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/12/21