１月２６日、日本共産党国会議員団は、前原誠司国土交通大臣に、「『ＪＲ不採用問題』 の解決の申し入れ」を行ないました。
　三日月大造国土交通政務官が応対しました。日本共産党からは、仁比聡平、紙智子両参議院議員と私が申し入れました。

　「ＪＲ不採用問題」について、既に２３年が経過し、１０４７名の当事者のうち５９名が他界しています。この状況のもと、 人道的にも早期解決が求められます。国土交通大臣は、１月１９日の記者会見で、「長年解決していいない問題だ。 闘ってこられた方も高齢となり、亡くなった方もいる。一日も早い解決が望ましいと考えている」と述べた上で、「何らかの要請・ 要望があれば対処したい」と語っています。

　私のほうから、「昨年２月１９日に開催された『ＪＲ不採用問題解決のための集会』に参加した民主党の鳩山幹事長（当時）は、 『２４年とならないうちに解決になれるよう全力を尽くす』と表明。新政権がいよいよ、公約通り解決のための努力を求める。具体的には、 『鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、四者四団体と和解に向けた話し合いを開始し、人道的立場から不採用者の雇用の場の確保、 年金の取り扱い、和解金についての協議をすすめるよう指導を願う」と訴えました。

　三日月政務官は「自分の鉄道マンの出身です。できるかぎりの努力を行い、早期解決のため頑張りたい」、 「今後もいっそうのご協力をお願いしたい」と述べました。