「基地」「核密約」「子ども手当」・・・ざっくばらんトーク
昨夜、上京区内の建築労働者でつくる「日本共産党・上京建築労働者後援会」の皆さんが「こくた恵二さんとざっくばらんにトーク」
という集いを開いていただきました。
くらた共子・京都市会議員とご一緒に1時間半にわたって「ざっくばらんにトーク」しました(写真左)
まずはじめに、私から20分ほど最近の国会を巡る状況について報告をし、その後は参加の皆さんからの質問に答えるという形式。
くらた市会議員からは、京都市議会の状況の報告がありました。
参加者からは「沖縄・普天間基地の問題がヒドイことはよくわかったが、核密約というのもヒドイ。
基地の問題でもそういう秘密の約束事があるのじゃないか?」
「民主党の『子ども手当』は、あまり良くない政策だと思うが、共産党はなぜ賛成したのか?」等々の質問が出されました。
質問に答える形で、私からは核密約の問題については「核密約の問題を、動かぬ証拠を突きつけて、
国会で取り上げたのは2000年の不破さんの質問です」とまず経過についてふれました。
「今回発表された有識者委員会の資料でも、核兵器を搭載した米軍の艦船や飛行機が寄港したり飛来したりすることは、
日米の事前協議の対象にしないと記した『討論記録』があることまでは認めながら、密約はないというのだからとんでもない話し」と、
政府の問題点を指摘しました。
その上で、「岡田大臣は91年のアメリカの核政策の転換で持ち込みは無くなったと言うが、94年にアメリカは、『核態勢見直し』
で攻撃型原子力潜水艦への核トマホーク配備能力を維持する政策に転換したこと」
「核搭載能力を持つロスアンゼルス級攻撃型原潜がいまでも日本に寄航していること」など詳しく述べました。結論として、核密約を廃棄して、
非核三原則を実現しましょうと訴えました。
また、子ども手当についても「日本共産党としては、この『子ども手当』という政策についてあまり評価はしていないこと」
「現金支給と”現物支給”の組み合わせで子育てを支援して行こうというのがEUなどでも常識だ」
「今回は月1万3000円ということで、もともと日本共産党として児童手当を2倍に増やせという要求をしていた立場からと、
この制度設計で差し引き増税になる世帯はないことなどから」法案に賛成した。
しかしこれが2倍の2万6000円・総額5兆4千億円となると、財政が持たなくなるのは明らか」「そのお金を子育て支援の『現物給付』
=保育園や子供の医療費無料、学校給食費などに充てても、もっと少なくてすむ」と答えました。
次々と質問が続き、予定時間を30分オーバー、本当に『ざっくばらん』なトーク集会でした。最後は「明日も円山公園 (京建労の決起集会)でお会いしましょう」と締めくくりました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/03/21