建設アスベスト被害根絶など全建総連より要請をうけ懇談//5野党書記局長・幹事長会談開催
2日、日本共産党国会議員団は、全国建設労働組合総連合(全建総連)から、建設国保組合の育成・強化や建設アスベスト被害の根絶・救済などについて要請を受け、懇談しました。
日本共産党からは、笠井亮、塩川鉄也、吉井英勝各衆院議員、小池晃、井上哲士、大門実紀史、仁比聡平、紙智子の各参院議員と私が参加。写真は、全建総連の古市良洋書記長から、要請書を受け取っているところです。
全建総連側は建設国保について「厚労省内で国庫補助削減が検討されている。保険料が過大にならないようにすべきだ。医療保険制度の一元化はすべきでない」と求めました。
アスベスト問題については、被害を受けたすべての建設従事者が労災補償を受けられるようにすること、国と加害企業の責任で救済基金を創設することなどを求めました。
議員団は「建設国保の育成・強化を求めるみなさんの運動は、医療保険の充実を求める国民要求の先頭に立つもの。国会内でもがんばりたい」などと発言しました。
またアスベスト問題では、泉南アスベスト訴訟で政府が控訴したことにふれながら、「政府の無責任さを追及し、すべての被害者の救済と被害根絶をめざしたい」と述べました。
本日、国会内で5野党書記局長・幹事長会談が開かれました。(各党の国会対策委員長も同席しました)
4日に予定されている新政権の発足にあたって、首相の所信表明とそれに対する全党の代表質問はもちろんのこと、予算委員会を開催し、「普天間問題」「政治とカネ」問題を中心にした質疑を行うよう求めることで一致しました。
この会談では、鳩山首相が辞任したからといって、民主党の責任は変わるものではなく全体の問題だという意見が各党からも出ました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/06/03