こくたが駆く

与野党国会対策委員長会談。「予算委員会の開催」を要求。「国会での審議を逃げては、いかんよ!」

ぶら下がり近景2

本日、与野党国会対策委員長会談が開かれました。(写真は、結果を報告する会見)

私は、「参院選挙を前にして、国民の批判の前に辞任せざるを得なくなった。首相が代わったのだから、選挙の判断材料を国民に示すのは最低限の政治の仕事だ。したがって、予算員会における審議はどうしても必要だ。昨日の与野党国対委員長会談の場で、樽床氏は、『キチンとした議論を行なう」と述べた。予算委員会の審議を行なうために限って会期を延長するのは、ありうる。あわせて『クリーンな政治」というなら、その試金石である小沢一郎前民主党幹事長の証人喚問を行うべきだ。以上のことを決着をつけるために、与野党の書記局長・幹事長会談を開催すべきだ」と主張しました。

樽床民主党国対委員長は、「国対という立場で十分受け止めさせたいただく。幹事長・書記局長会談についての要望を承りましたが、今日中の決着をということの要望をあわせ努力したい」とj答えたにとどまりました。

菅首相は、自らを高杉晋作の奇兵隊になぞらえて、「逃げるのは早い」とか述べていましたが、「国会の審議・予算委員会の開催要求から逃げてはなりません」

その後、野党の書記局長・幹事長会談、与野党の書記局長・幹事長会談も開かれました。

市田忠義日本共産党書記局長は、与野党書記局長・幹事長会談で「首相が代わった。参院選挙は目前だ。本会議での代表質問だけでなく、一問一答形式の予算委員会を開いて、参院選の判断材料を国民に示した上で審判を仰ぐのが議会制民主主義の常道だ」と述べました。さらに、「論議をつくして国民の前に判断材料を示すことを与党が拒否するかどうかが問われている。逃げないで国民の前で堂々と議論し参院選を迎えるべきだ」と表明しました。

民主党の枝野幹事長は、11日の首相の所信表明演説を提案しただけで、野党がこぞって要求した予算委員会の開催については、「持ち帰る」と述べるにとどまりました。

協議の結果、枝野氏は10日の午前中に、野党側の要求に対して回答を行うと約束し、会談は終わりました。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2010/06/09

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コメント

菅内閣はどうやら小泉内閣みたいな匂いがするのですが。どうも劇場で茶番劇をやるような感じがして…
やはり国民は痛みを我慢しないといけないですかねぇ?いくら日本国民が我慢強いといってももはや限界だと思っているのはないでしょうか?
今は口蹄疫の問題もあるのですから選挙を延ばすのも必要だと思いますね。イギリスで口蹄疫が問題になった時に総選挙を一ヶ月延ばしたんですから日本でも出来ないことはないと思いませんか?宮崎は選挙どころではないと思いますね。

 博多の弾丸ファイターさん、返信が遅れました。
 所信表明と代表質問という短期間ですが、内閣の本質・地金が浮き彫りになってきているのではないでしょうか。
 前政権の反省がない。普天間基地問題は、さっそく日米共同声明の実行を約束。県民の声を聞く耳なし。
 財界の言うとおり、法人税の引き下げと消費税の増税の路線むき出し。
 おっしゃう通り、宮崎県の大変さは想像を絶するものです。日本の畜産の危機です。

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