本日午後、ＮＨＫで日本記者クラブ主催の『９党党首討論会』 が放送されました。

「討論」と銘うってますが、それぞれの党首が順番に登場するもので、 ぜんぜん「討論」になっていないという点で極めて不十分です。わが党の申し入れの実現が今ほど望まれるときはありません。 メディアの責任としても、選挙戦の判断材料を提供するのが責務ではないでしょうか？

それにしても、菅・首相が、消費税に政治生命をかけるか？との質問に「 『国民の皆さんに判断してもらう』と言っていることが一番、政治家が政治生命をかけて申し上げていることだと理解してもらいたい」と述べ、 事実上”消費税増税に政治生命をかける”とまで言い切ったのには驚きました。

他の党も、「財源を確保したことを行う。・・・消費税も主張する。」 （自民党・谷垣氏）「社会保障を強化する財源として消費税を含めた税制の抜本改革が必要だと考えている」（公明党・山口氏） 「法人税減税を含めて、大きな経済財政構造の変化の中で、消費税の増税を位置付けるべき」（新党改革・舛添氏）など、 基本的には消費税の増税が（時期ややり方の違いはあるが）必要だという立場だということがハッキリしました。

日本共産党・志位委員長は 「消費税引き上げと大企業の法人税減税がセットになっている。消費税増税は財政再建のためでも社会福祉のためでもない。 大企業減税の財源作りだ。大企業の減税の消費税増税には絶対反対だ」と、厳しく批判しました。

いよいよ公示まであと２日です。私は初日は京都で、 ２日目はＴＶ出演のため東京、３日目は九州長崎・熊本へ遊説・・・と、連日駆け巡ります。

主な演説会の予定などは明日詳報する予定です。