選挙戦も残すところ、あと二日です。全力をあげて勝利をつかみましょう!こくた恵二の政策一言訴えと解説・その16『共産党は、小さくて力がないでしょうか』
7月8日は、北陸路を駆け巡りました。
福井市では、福井駅前西武百貨店前で、山田かずおさんとご一緒に。
「町会議員の時代に、テクノポート大橋170億円のムダ遣いをやめさせた人物。大企業奉仕のムダ遣いをストップさせることのできるうってつけの人」と訴えました。(写真左上)
石川県金沢市では、武蔵エムザ前で、近松みき子さんとご一緒でした(尾西洋子石川県議会議員に司会をつとめていただきました)。
市会議員16年。市民の暮らしに心寄せてきた人だからこそ、県民の「消費税増税ノー」の声を託すことができる人物と訴えました。(写真左中)
富山県高岡市では、二カ所。高橋わたるさんとご一緒でした。先の高岡市長選挙にも立候補し、健闘した試され済みの人物です。
まず能町の児童公園にお集まりいただいた聴衆40名近くを相手にじっくり聞いていただきました(南部周三高岡市会議員がご一緒でした)。児童公園を会場にしての個人演説会は初めての経験でした。
JR高岡駅前でも訴えました(金平直巳高岡市会議員がご一緒でした)。
今日は、終日大阪で訴えました。清水ただしさんの勝利を力強く訴えました。
「共産党は良いことを言っているけど、議席が少ないから、政治を動かす力がないのでは?」という疑問の声を寄せられることがあります。
まず、この疑問が寄せられるということは、日本共産党の主張は正しい・共感をしているということ、出来ればその日本共産党の主張が実現して欲しいと願っているということですから、大変ありがたいことだと思っています。
では、本当に力がないのか?現在、日本共産党の国会議員の議席は衆参合わせて16です、確かに多くはありません。しかし、国民の運動とむすんで国会と政府を動かす力を大いに発揮していると自信を持って言えます。
■道理ある主張、解決策を示す論戦で、現実に成果勝ちとる
私のブログでも何度か紹介していますが、経済産業省が16日付で、中小企業の機械などのリース(長期間の賃借)代金支払いの猶予に応じるようにリース会社に通知を出しました。これは、日本共産党が予算委員会でリース代など、中小企業の固定費への直接補助を求め、昨年12月14日の党首会談でも重ねて要求したのに対して、鳩山首相が負担の軽減策を検討してみたいと答え、その具体化にふみきったものです。
また、日本郵政株式会社で働く非正規労働者の正規雇用への大規模な転換が始まっていますが、亀井・金融大臣から正規雇用への切り替えの答弁を引き出したのは、わが党の大門実紀史・参議院議員でした。
また、高すぎる国民健康保険料の問題で、国庫からの補助の増額について、鳩山首相から「財政状況は大変厳しいが、財源確保に努力したい」という答弁を引き出したのは、同じく小池晃・参議院議員ですし、『子供の医療費』の小学校入学まで無料を求め「優先課題としてとりくみたい」という答弁を引き出したのは、私の3月1日予算委員会での質問に答えたものです。
■実現するまで、何年かかっても粘り強く
派遣労働を原則自由化したとき(1999年)や、後期高齢者医療制度のもとになった参院での附帯決議の際(2000年)、他党はすべて賛成し、反対したのは日本共産党だけでした。しかし、その主張はのちに国民的な世論になり、他党も態度を変化させたことは皆さんご存知の通り。
「サービス残業」といわれる不払い残業代の問題でも、その根絶のため、1976年から300回近くも質問で取り上げて、ついに2001年、政府に是正の「通達」を出させました。その後、厚生労働省は『監督指導による賃金不払残業の是正額』を毎年発表しており、01年から09年までの累計が1547億円にもおよんでいます。
道理のあることは、政治を動かす力をもっているのです。
■他党にはない草の根のネットワーク
日本共産党は現在、3000人の地方議員を有しています。その数は自民党や公明党にほぼ拮抗し、民主党の倍です。全自治体の8割に党議員がいて、住民と深く結びつき、議会と政治を動かしています。
全国の職場・地域・学園に2万2000の支部があるのも特徴です。他党にはないこの草の根ネットワークで、様々な住民要求を実現する運動を展開しています。
今では全国のほとんどの自治体で実施されている少人数学級や子どもの医療費無料化などは、最初は日本共産党だけが議会でとりあげ他党は反対をしていたものです。その後、共産党が父母と力を合わせて世論を大きくし、世論の力に議会も押されて実現をさせる。それが全国の自治体から積み上げられてきて今日の成果があるのです。
この党の議席を伸ばせば、要求を実現し、政治を前へ動かす力がもっと大きくなることはまちがいありません。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/07/09