こくたが駆く

要求実現の運動がますます大事に-北上生健会総会、森永ヒ素ミルク被害者守る会など

100718北上生健会 昨日も、真夏日の厳しい暑さの中、京都市内を駆け巡りました。

まず午前中は『北区・上京区生活と健康を守る会』の総会に出席。

私はあいさつの中で、民主党政権が後期高齢者医療制度の廃止を先送りしたことや、国民健康保険会計への国庫からの補助を40億円しか増やさなかったこと(公約では9,000億円なのに)など、「生活・くらしの問題で国民の願いに背を向けた政権であることが日々明らかになってきた」そのために、参議院選挙では国民から厳しい審判を受けたと指摘。同時に、日本共産党は力不足で得票・議席とも減らしてしまったことについて「期待に答えることが出来ず申し訳ありません」と率直にお詫びしました。

北区選出の新井・府会議員玉本・市会議員、上京区選出のさこ府会議員も出席(北区・井坂市会議員、上京区・くらた市会議員は、午後から出席したそうです)していましたので「来年4月の一斉地方選挙は、国政選挙とは別物、身近で役に立つかどうかが問われる」と述べて、高すぎる国民健康保険料を下げさせる課題や、様々な生活相談活動など、生活と健康を守る会の要求実現運動がますます大事になっていると激励しました。

100718森永 午後は『森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会・京都府本部』の第44回総会に出席してご挨拶。

森永ひ素ミルク中毒事件とは、今から55年前、森永乳業製の粉ミルクに工業用のヒ素が混入し、 これを飲んだ1万3千名もの乳児がヒ素中毒になり、130名以上もの中毒による死亡者を出した、世界に例のない大規模な食品公害です。今なお後遺障害に苦しんでおられる被害者の方もおられます。

当時の被害者が今年は55歳です。会員の皆さんの中は健康不安を抱えて、医療や介護、障害者福祉などの社会保障の充実を切実に願っておられる方が多数です「私も、みなさんと力を合わせ、被害者の救済はもとより、社会保障制度を守り発展させるために がんばります」と決意を述べました。

総会には、ご自身も被害者である、かみね史朗・日本共産党京都府会議員も役員として出席していました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/07/19

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/1824

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)