65年目の広島被爆の日。ノーモアヒロシマ、ノーモア被爆者
今年は、広島の平和記念式典に原爆を投下したアメリカの政府代表・ルース駐日大使や潘基文国連事務総長が初めて出席するなど、核兵器廃絶の機運が世界的に高まるなかで、65年目の原爆の日を迎えることになりました。
私は毎年8月6日には、京都でおこなわれる「平和の鐘をつく会」に参加しているのですが、今年は国会開会中のため参加がかないませんでした。
写真左は、京都市・上京区の立本寺・大輪院でおこなわれた”平和の鐘をつく会”です。秘書の小林さんに代理で出席してもらいました。
鐘をついているのは、代表の古武博司さん。この日は上京区の立本寺と本久寺で「平和の鐘をつく会」が開かれ、上京区選出のさこ祐仁・京都府会議員、くらた共子・京都市会議員がそれぞれ参加しました。
写真にあるとおり、立本寺には『半鐘(小さなつり鐘)』はあるのですが、『梵鐘(大きなつり鐘)』がありません。
江戸時代中期に建立された立派な大鐘楼堂があるのですが、その中にあるべき『鐘楼(つり鐘を設置する建物)』『梵鐘』は、国家総動員法 にもとづく 金属類回収令 (昭和16年)によって、武器を作る材料として供出されてしまったのです。
こんなところにも、戦争のツメ跡が今なお残っているのですね。
立本寺では現在『平成の大鐘』として発願中で、ご志納を受け付けておられるとのこと。立本寺の大鐘が『平和の鐘』として、復元される日が来ますことを祈念いたします。
私は、宿舎に戻って、NHKの「吉永小百合被爆65年の広島・長崎」を途中から視聴しました。吉永さんの取り組みと朗読に敬意を表します。
浦上天主堂の「被爆のマリア像」と「ゲルニカのマリア像」の邂逅に、「二度と戦争を起こしてはならない」と決意しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/08/06