BS朝日『激論!クロスファイア』視てくれましたか?「賃上げで、購買力向上、国民の懐を温めて景気回復はかれ」と主張
番組出演者は、 司会はジャーナリストの田原総一朗氏。レギュラーは、朝日新聞編集委員の星浩氏とテレビ朝日アナウンサーの村上祐子さん。
民主党から大塚耕平参議院議員・ 内閣府副大臣。
自民党から石原伸晃幹事長、 公明党から遠藤乙彦幹事長代理、みんなの党から浅尾慶一郎政調会長の各衆議院議員と私。
この番組は、 ノーカットのスタジオ収録番組だ。その点では、収録後大幅編集するバラエティ番組とは違って、安心できる。
中心的なテーマは、円高・ 景気対策問題や、菅総理の「新成長戦略」で日本は元気になるか?「政治とカネ」などだった。
※朝日ニューススターで、
日曜日の午後11時より再放送とのこと。
(写真は、番組のスタート直前)
私は、円高による単価引き下げなどのコストダウンを押し付けられている中小企業の窮状を指摘した。
「景気悪化の原因である円高とデフレを招いたのは、日本経済の歪みから来ている。特に外需依存、給与水準の下落であり、
賃上げによる購買力向上の必要性は明らかだ。このことは財界系のシンクタンクでさえ指摘している。
いま、非正規(労働者)を正規(労働者)に、賃上げするのが、景気回復の一番のカギだ」と、主張した。
「資本金10億 資本金10億円以上の大企業は、この10年間で儲けを2倍にし、 昨年は内部留保を11兆円増やして244兆円になった。ところがこの10年の間、大企業に働く人々の給料は下がっている。 このような現実が日本経済をおかしくしているのだ」と述べた。
これに対して、民主党の大塚耕平金融担当副大臣は、「こくたさんの指摘は当たっている」「(価値が) 分配され消費されていくプラスの循環にしていくことができなかった」と述べ、政府の対応が不十分だったことを認めた。
円高の問題で国際的な投機に対する規制が必要だと次のように主張した。 「1日4兆ドルが動く世界の為替取引によってつくられたものだ。投機的為替取引への規制・ 課税に踏み出すためのイニシアを日本政府が発揮すべきだ」
「根本的には、外需頼みの日本経済の体質を内需主導型に切り替えていくべきだ」
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