こくたが駆く

雇用・地域経済に大打撃-三菱重工神戸造船所の撤退問題で現地調査

2010101515460000造船大手の三菱重工業が、神戸港内にある主力造船所である「神戸造船所(略称・神船)」 における商船の建造を2012年6月で取りやめ、長崎・下関の両造船所に集約する生産体制の再編を明らかにした問題で、 神戸の現地調査を実施しました。

神戸造船所は創業1905年(明治38年)の老舗で、港の町・ 神戸を代表する大規模事業所の一つです。敷地面積669,100m2(甲子園球場17個分)の本工場には、 社員だけでも約4000人が働いています。
 造船所内を見学。(写真は、三菱重工業株式会社 神戸造船所正面。左から大瓦鈴子神戸市会議員、堀内照文兵庫県国政委員長、私、 練木恵子兵庫県会議員)

神戸市でのヒヤリング、周辺商店街、業者との懇談も行ないました。
 金沢治美、段野太一、森本真の各神戸市議、井村ひろ子(兵庫区)、木下清子(長田区)両県会予定候補もご一緒でした。

 

 それに先立って、神戸市で、産業振興局経済雇用担当から、神戸市としての取り組みを聴取しました。市側は、書面で三菱重工に事業継続の要請を行なっていること。下請け業者へのアンケートを実施しているとの説明がありました。

 私たちは、会社周辺にある笠松商店街での聞き取り調査、下請け業者との懇談も行ないました。
 その中で、「かつては、夜中まで暖簾を出していた。いま夕方になれば、閉めようかという気になるほど客が途絶えてしまった」(商店街) 「撤退まで2年弱というが、二次や三次という下請けでは、仕事があと10カ月もないところも出てきている」 「神戸市が調査ときれいごと言ってるが、二次、三次の下請けの実態など知ろうとしていない」(業者)など悲痛な声が寄せられました。

私は、「三菱重工神戸造船所は、破産とか、やっていけないから撤退しなければならないと言っているわけでない。『もっと儲けるために』撤退するという身勝手なやり方だ。下請けや働く労働者、周辺商店街など住民も一緒になって『撤退反対、神船は雇用や下請け・孫受けと地域経済に対する社会的責任を果たせ』と要求していきましょう」と訴えました。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2010/10/16

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コメント

お疲れ様でした
この日の晩は兵庫革新懇が女優の黒田福美さんを招き
日韓併合100年を考えるということで
講演をしていただきました
その開場で、穀田さんが
三菱造船に調査に来たのよ~と
聞こえ、ロビーに出ると近ブロの秘書さんがいるではありませんか!!
穀田さんが会場に来てるの?!と聞くと来てるとのことで会場に戻りお探ししましたが、いらっしゃいませんでした

楽屋のほうにいらしたのでしょうか?
お会いできず残念でした・・・!


さて、川西市議選は4人全員当選でした
市長は残念な結果でしたが、参議院戦時の1.7倍の得票を得たとのことでした
大善戦ですね

次は尼崎へ応援に来てくださいね

 尼たまさん、お久しぶりです。
 まず、川西市会議員選挙は4人全員当選良かったですね。大塚市長候補は残念でしたが!
 兵庫革新懇の講演会。ちょうど、私が黒田福美さんを楽屋裏に訪ね、ごあいさつしていた頃かもしれませんね。
 私も黒田さんの話を聞きたかったのですが?
 どうでしたか。
 日韓両国の真の友好発展のために尽力されている黒田さんの講演は有意義だったと思います。
 「韓国併合条約」は、「日本が韓国に対して、軍事的強圧によって一方的におしつけた不法・不当な条約だ」ということをキッパリ言える党は日本共産党だけです。
 それらのこともお話したかったのですが。楽屋裏というよりは出番を待つ、舞台袖でのことでしたから。

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