京都市北区・御薗橋801商店街で”801(やおい)ゆるキャラ”フェス//第13回鉾参通工芸展を見学
京都市北区の御薗橋801(はちまるいち)商店街は、京都市内の最北端に位地する商店街です。
世界文化遺産に認定されている上賀茂神社へとつづく”御薗橋”の西詰めから西へ800メートルの長さにわたって続いており、商店街名の『801(はちまるいち)』全長の800に未来への発展を意味して1を加えたものです。
商店街のマスコットキャラクター「やおいちゃん」は、2005年の7月に、商店街活性化の目的で美術大学生のハルナさんに地元名産である賀茂なすをテーマに描いてもらったもので、そのキャラクターに「やおいちゃん」と名付けたところ、どういうわけかインターネットで大反響をよんだそうです。翌年に「やおいちゃん」を主人公にしたネット漫画も登場してこれがまた大人気に。今では北は北海道・南は九州の「やおいちゃんファン」がグッズを求めて訪れているとのこと。(詳しい経緯は商店街のブログを参照)
今日は、その「やおいちゃん」をフィーチャーした『みその橋801フェスティバルwithゆるキャラ』と題するイベントが開催されました。商店街を自動車通行禁止の歩行者天国にして(バスも迂回させて!)大いに賑わいました。
夕方には、商店街振興組合の働きかけが実って、国・府・市の補助金を受けて防犯カメラと足元灯(写真左)を設置する運びになったということでその点灯式がおこなわれました。私からは「御薗橋の拡幅事業も見通しがつきました。この商店街も今後ますますの発展が期待でき、夢が広がっています」とご挨拶しました。
昨日と今日の二日間、京都市上京区の”鉾参通”で「第13回・鉾参通工芸展」が開催されました。私も本日午前中に参加(毎年必ず参加しています)。
今年は、豪華賞品?がもらえるスタンプラリーも開催、おかげで参加している15店舗全部を廻ることが出来ました。こういう企画は良いですね。
鉾参通りとは・・・京都市上京区の寺ノ内通の北の通・芦山寺通の南の通、この二つの通の間にある東西の通りは、通称「鉾参通(ほこさんどおり)」と呼ばれています。東西わずか350メートルだけの通りですが、その通りに西陣織(帯・金襴、等々)や刺繍、京畳など、伝統的工芸品を作りに携わる作家が集まっています。
「鉾参通り」の名前の由来は『毎年5月5日~に地元氏神様の今宮神社の祭礼にお供する鉾が三つあり、鉾が参つ・参加の参・通りの突き当たりに猫寺というお寺があり、その参拝の参を取り、鉾参通と名付けました(鉾参通工芸展実行委員会のホームページより)』とのこと。
地に足つけて、お隣ご近所の仕事も理解できる、伝統産業を守る取り組みとしても賑わう。実行委員会の長年の取り組みと努力に拍手を送ります。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/10/17