秋晴れの京都を駆く//高校生と交流。私学フェスティバル//山科もみじまつりに4500人//京建労60周年祝う
7日、私は秋晴れの京都を和装姿で満喫しました。 円山音楽堂では京都私学フェスティバル。「OECD参加国で教育費の割合が最下位の日本。1970年代に、私学の経常経費の1/ 2補助を政治が約束した。その実行を迫ろう。憲法の『等しく教育を受ける権利』を保障するためにがんばります」 と高校生をはじめ参加者のみなさんに約束しました。
32回目を迎え本当に地域に定着した”山科もみじまつり” には4500人の参加者。
私は、来春のいっせい地方選挙での、府会での本庄たかおさん、市会での北山ただおさん、宮田えりこさんの必勝を訴えた。
「民主党は生活第一と言っていたが、実態は、財界・大企業第一の自民党政治と違いがない。
外交でも最低でも県外といっていた普天間基地の移転が、辺野古となり、自民党政治に戻った」と批判し、共産党の主張する
「暮らしを直接に応援する政治」「憲法に基づく外交」など政治をどのように前にするめようとしているのかを国会報告として語りました。
全京都建築労働組合創立60周年記念祝賀会に心からお祝いの挨拶をおこないました。
60年前18人の大工さんが「建築労働者・職員の社会的地位の向上」を掲げ創立された「京建労」。組合員の要求に基づき、
一歩一歩前進を積み重ねてこられた年月に深い感慨を覚えました。
私は、「建設不況の打開のために、内需拡大型の経済政策に転換を求めましょう。公共事業も大型開発から生活密着型に、新規から維持・ 補修へと転換させましょう。経済波及効果は実証済みです」と強調させていただきました。
(あいさつ全文は、《続きを読む》に)
京建労六〇周年にあたってのあいさつ
結成六〇周年おめでとうございます。日本共産党を代表して心からお祝い申し上げます。
建設労働者・ 職人の社会的地位向上の努力を重ねた六〇年
京建労の六〇年は、一八人の大工が規約に掲げた「建設労働者・職人の社会的地位向上」めざして、組合員の要求に基づいて努力を重ね、 一歩一歩前進を勝ち取った年月でした。
京都から始まったアスベスト規制と被害者救済の取り組み、公契約条例制定の運動、仕事よこせの自治体包囲運動、 住宅改修助成制度実現の要請運動、毎年開催し住民に親しまれてきた「住宅デー」。 これらを組合員と家族ぐるみの運動で切り開いてきたことがその特徴です。そして大きな組織へと発展を遂げてきたことに敬意を表するものです。
国民的諸課題への取り組みと革新的自治体建設の選挙闘争でも貢献
京建労は、国民の暮らしを守り、 平和を守る問題でも共同運動の中心となって奮闘してきました。「平和でこそ建設・建築は栄える」と憲法を守る運動や、 消費増税の増税反対の取り組みでも先頭に立ってきました。この二つの課題での国会闘争は全建総連ならではのものです。京建労は、 「住民が主人公」の革新自治体をつくる闘争での役割も大なるものがあります。
建設不況打開のため、 いよいよ経済政策の転換を求めよう
いま建設業は深刻な状況です。 これを突破するには仕事起こしが重要です。国税庁の調査では、民間平均給与は、年に二四万円も減少しています。
その一方、大企業は、 内部留保を二四四兆円も溜め込み「空前のカネ余り現象」となっています。このような事態を招いたのは、民主党政権が財界・ 大企業を応援することには力を尽くすが、国民の暮らしを応援する有効な手立てを講じなかったからではないでしょうか。この現状を打開して、 GDPの六割を占める家計をあたため、住宅建設などの内需を喚起する経済政策への転換が必要です。
私は、 公共事業の中身についても、大型開発から生活密着型へ、新規から維持・修繕へと転換を提案してきた。いま地域の中小・ 零細建設業者に仕事がまわるこのような公共事業を前倒しを行なうことを政府・自治体に求めるものです。 その点でも経済波及効果が抜群であることが証明済みの住宅改修助成が極めて重要です。
建設国保を守り充実させるために全力をあげよう
建設国保を守り発展させる闘いが、重大です。 「ケガと弁当は手前もち」との建設労働者の最低限の医療を支える保障が建設国保なのです。政権交代しましたが、 かえって建設国保への攻撃が厳しくなっています。厚労省でさえ「模範的な国保運営」と賞賛して来たものです。 組合員が皆で支えてきた健全運営の努力に応え守り発展させるために援助すること国の責任ではありませんか。 ともに闘うことをあらためて表明するものです。皆さんの運動と組織が、一層発展することを願ってお祝いのあいさつとします。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/11/07