柳田法相発言は「大臣としての資格にかかわる」問題。
定例記者会見で、メディアの記者団から柳田稔法務大臣の発言に対しての見解を求められました。
私は、「まず柳田法務大臣が何を語ったのかはっきりさせることが大事だ」と述べ、法相は、広島の会合で「法務大臣とはいいですね、(国会答弁で)法務大臣は二つ覚えておけばいい。『個別事案についてはお答を差し控えます』と、『法と証拠に基づいて適切にやっております』。これはいい文句だ、わからなかったらこれを言う。まあ何回使ったことか」と発言したことを明確にしました。
この問題を追及されて、法相は「少々茶化したかもしれないが、間違って言ったこととは思っていない」とまで居直り答弁をしています。
「したがって、国会に対する愚ろうだけではなく、その背後にいる国民を愚ろうする立場でありまったく許せない暴言である」と厳しく批判しました。
その上で、「誤解を与えた、ご迷惑をかけた」としているが本当の意味で反省していない。これらの経過は、法務大臣の資格にかかわる問題であり、政治的責任は免れないと表明しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/11/17