定例記者会見。「代表質問初日の論戦の感想は?」
代表質問初日の論戦、自民党の質問と答弁について感想を求められた。
私は、「菅首相は、内政では消費税の増税のために、異論のない自民党に与野党協議を持ちかけた。外交では、軍備拡張を求める自民党に対して、新防衛大綱の『動的防衛力』を誇示して、『心配するな』と答弁しているのを見て、あらためて民主党と自民党に違いがないこと、ほんとうに大変な内閣だと感じた」と述べた。
「『社会保障と税制の一体改革』と称して、年金・国保など医療・介護の社会保障の改悪・削減を行い、財源がないと言いながら大企業には1兆5千億円減税のバラマキ、そのツケを消費税増税で国民にまわすもの。国民の暮らしを守るため、国民的な運動を起こして消費税増税をストップさせる」と強調した。
民主党の小沢一郎氏の国会招致についても問われた。
私は、「菅首相は『国会の場における説明は必要と考えている』と答弁した。民主党が政治倫理審査会の出席議決を断念し、小沢氏本人も拒否しているものとで、もはや証人喚問しか道がないことは明らかであり、菅首相は証人喚問を指示すべきだ」と答えた。
さらに、予算審議との関連についても問われた。私は、「小沢氏の疑惑は、公共事業という国民の税金が政治家に還流していたのではないかというもの。予算審議は税金の使い方を議論する。したがって国会の中で堂々と追及することが筋だ」と述べた。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/01/26