こくたが駆く

唐家セン国務委員と会談

DSCN1327  唐家セン国務委員と訪中代表団が会談。
 唐国務委員から、古い友人が多数来られた、日本の伝統の和服の参加者もお見えだ、もすばらしいと、まず歓迎の言で参加者一同、心が和んだ。 その上に立って、①両国の首脳レベルの交流を引き続き行い成功させる。②台湾問題、歴史問題で政治的基礎を確認・維持する。 ③温家宝首相と安倍首相の間の共同プレス発表の「ハイレベルの経済交流の実行。④中日間のあらゆる分野の交流の強化などが提起された。
 

これに応えて日本側からは、高村団長から次のような発言があった。
 「氷が溶けつつある」が水はまだ温かいとはいえない。逆戻りせぬよう日中間の友好を強化することが大事だ。台湾問題では安倍・ 温会談でも明確であり日本側の立場は一貫している。
 戦略的互恵関係という総論を基礎とし、東シナ海の共同開発など各論でも進行させることがまた総論を進めることになる。
六ヵ国協議での中国の積極的役割についての高く評価し、これからもその役割を発揮してほしい。

 一定の議論のあと、会食でも議論が行われた。

写真は、唐氏が「やはり京都ですか」と述べ、私が「嵐山には周恩来氏の石碑もあります。温家宝首相もそこを訪れ、 ご承知のように立命館大学で学生諸君交流しキャッチボールまで楽しみましたよ」と応えると「大学に孔子学院もありますよね」「そうです」。 お互いに「おおきに」と述べ合い、「この言葉でも京都、大阪、神戸ではアクセント・イントネーションが違うよね」と談笑しているところ。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/04/30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/245

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)