6野党国会対策委員長、「小沢一郎元民主党代表の証人喚問を要求」で一致。
国会内で、与野党の幹事長・書記局長会談が開かれ、小沢一郎氏の国会招致問題について協議した。(詳細は《続きを読む》欄に)
社民党除く6野党が証人喚問をあらためて要求、民主党は政治倫理審査会出席を主張。もの別れに終わった。
会談のもの別れを受けて、小沢氏の証人喚問を要求している、日本共産党、自民党、公明党、みんなの党、立ち上がれ、改革の6野党の国会対策委員長会談が開催された。
その結果、6党共同で小沢氏の証人喚問を衆議院予算委員会に要求することで一致し、共同記者会見を行なった。
私は席上、「民主党は、証人喚問要求に対して、岡田幹事長は、『国会で何らかの説明が必要である』ことは認め、政治倫理審査会か証人喚問の二つの道があると述べて、政治倫理審査会の開催の努力を行うと主張してきた。それが『臨時国会中に開催』、さらに『(通常国会の)予算委員会開催前までに開く』と先延ばししながら、小沢氏から日程を口実に事実上拒否されるという、民主党の党内事情でできなくなってしまったというのが結末だ。それを野党が反発しているかのように野党のせいにするのはもってのほかだ。国民に説明責任をほんとうに果たそうと思うなら、予算審議と並行して証人喚問要求を行なう以外にない」と意見表明を行なった。
幹事長・書記局長会談では、民主党の岡田氏は「努力は行って来たが、小沢氏が政倫審に出ることになっていない。約束を果たせていないが引き続き努力したい」と主張。
これに対して、日本共産党の市田忠義書記局長は、「政倫審は、あくまでも弁明の場に過ぎず、原則非公開だ。私たちは、出席の強制力があり、ウソの証言をすれば偽証罪に問われる証人喚問を要求して来た。真相を究明し、政治的・道義的責任の追及はそれしかない。政倫審が事実上不可能になった以上、いよいよ証人喚問しかない。民主党が決断をすべきだ」と述べた。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/01/27