国会当初から与党・民主党が問答無用と、予算員会理事会等を強行
本日、民主党は、衆院予算委員会の理事会、委員会を開き、2011年度の趣旨説明を問答無用で強行した。
また、31日からの予算審議を行なうことも一方的に決めた。
日本共産党の、笠井晃予算委員会理事オブザーバーは、「予算委員会の開催にあたって、『与野党合意』で進めるべきこと」を主張した。
笠井議員ら、「証人喚問を要求する」野党は、共同の記者会見を行なった。
その中で、通常国会の入り口で与野党合意もないままに、委員会を開催した例はない。午前の段階では、午後4時過ぎから予算委員会における趣旨説明の予定については白紙に戻すという約束も踏みにじって、強行した。
社民党以外の野党側は、小沢一郎元民主党代表の証人喚問問題について「真摯に取り組む」よう求めた。(実は、この”証人喚問問題”は、前日に開催された与野党幹事長・書記局長会談で、民主党岡田克也幹事長が、「証人喚問問題は、予算委員会に提起してもらい、そこで話し合いを進めよう」とまとめたものだった。)合わせて、31日の趣旨説明実施と2月1日からの質疑入りを提案していた。
ところが与党側は、証人喚問についての態度を何ら明らかにしないまま、野党側の提案を一顧だにせず、趣旨説明を強行した。
話し合いでの一致点を見いだそうとせず、問答無用とばかり強行する民主党の国会運営のやり方は、間違っている。あらためて抗議する。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/01/28