6野党国対委員長会談開催。民主党に「中央公聴会議決前までに、証人喚問への態度を示すこと」の要求で一致。
6野党(証人喚問に否定的な社民党以外の)の国会対策委員長会談が開催された。この会談は、小沢一郎元民主党代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反の罪に問われた石川知裕衆議院議員ら元秘書の初公判が行われた下で開かれたもの。
会談で、私は次のように主張した。「司法は刑事責任を追及する役割がある。国会はそれとは別個に、政治とカネにかかわる疑惑の真相解明と政治的・道義的責任を明らかにする役割がある。私たちは、小沢氏の疑惑が公共事業の受注にからんで、国民の税金が献金という形で還流しているのではないかをただす必要があると主張してきた。『しんぶん赤旗』の独自調査によって、ゼネコンの水谷建設から小沢氏側に合計1億円の裏献金があったのではないか、場所は全日空ホテル、日時は04年10月、05年4月の2回と疑惑の核心を報じてきた。
今日の公判でも、その裏献金について、検察から日時も特定した冒頭陳述が行われた。指摘してきた疑惑が一段と深まったと言える。したがって国会の責任は一層重大である」「証人喚問はいよいよ待ったなしだ」
その上で、「民主党に対し日時を区切って、証人喚問への態度を示せと要求するのは賛成だ」と述べた。
6野党で、小沢氏の証人喚問について、衆院予算委員会で中央公聴会を開催するための議決を行う前までに、民主党としての判断を示すよう求めることで合意した。
(写真は、日本共産党控え室より)
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/02/07