こくたが駆く

予算委員会でJAL問題、整備・地上支援(グランドハンドリグ)・客乗現場で安全脅かす事態。根底に理不尽な整理解雇。国の責任で指導を!

予算委員会_003575073

17日、衆議院予算委員会の一般質問に立ち、日本航空の進める理不尽な整理解雇が、いかに安全を脅かすのかを現場の実態を示し、国に責任ある対応を求めました。

まず、私は、日航稲盛和夫会長のもとで作成された新しい企業理念から、「安全」の文字が消えている点を指摘しました。
1985年の御巣鷹山事故の後で「第一に”絶対安全”の確保」を掲げた当時の会長の「最高経営会議通知第一号」を読み上げ、これが出発点ではなかったのかとただしました。

続いて、安全運航を支えるのは、現場の労働者のモチベーションの高さ、コミュニケーションの醸成の大切さを確認しました。
そのうえで、現在、急速な人減らしがおこなわれている整備、地上支援、客室乗務員の現場で起きている安全・保安を揺るがす実態を明らかにし、根本に急激な「人減らし」、無法・理不尽な整理解雇の強行があると、安全問題で警鐘を鳴らしました。
(詳細は、後日に。)

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2011/02/17

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コメント

おはようございます。
私は日東航空整備の労働者です。17日の国会質疑で日東航空整備の現状を訴えていただき、あーやはり日本航空のやっていることはひどいことなんだと涙が出てきました。私は航空連に所属し、本日15時から団体交渉をしてきます。穀田議員の言葉を胸にしっかりと現状を訴えていき、一日でも早く私たちの将来不安を払しょくできるよう頑張ります。
日本航空の労務政策は恐ろしく、今でも職場では自由にものが言えない状態です。今再就職に従業員は励んでいますが、疑問、不安も抱えながら誰に訴えることもできず、苦しい思いで就職活動をしているのだろうと思います。
私たちは日本航空との団体交渉も申し入れています。その団体交渉が実現できるようがんばっていますので、相変わらずのご支援よろしくお願いします。

 永田岳さん、メールありがとうございます。
 日東航空整備の労働者の皆さんにそう言ってもらえるだけで、私も感激です。
 皆さんの、現場の状況についてお教えいただいたからこそ質問ができたのです。私の方こそお礼を申さなければなりません。
 団体交渉の成功を期待します。
 またいろいろとご教示ください。お互いにあきらめず闘い抜きましょう。
                   こくた恵二拝

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