こくたが駆く

与野党幹事長・書記局長、国対委員長会談開催。日本共産党は、救援・復興に全力を傾注するためいっせい地方選挙の全国延期を提起//東電の「計画停電」は、住民の安全を優先すべき!

★いっせい地方選挙は、全国で延期すべき
本日午後、国会内で与野党幹事長・書記局長、国会対策委員長会談が開催された。東日本大震災を受けた国会の対応について協議した。

日本共産党の市田書記局長は、24日から始まる知事選挙皮切りに行われるいっせい地方選挙を全国で延期することを提起した。市田書記局長は、延期すべき理由として、①被害が甚大でかつ広域に及んでおり、何よりも救援・支援、復旧に力を集中すべきこと、②選挙は、落ち着いた環境で行うべきこと、③60カ国を超える国際的な支援を受けている中で、日本が選挙を行うことは政治の姿勢が問われかねないと提起した。

市田書記局長の提起に、みんなの党は、「延長は当然だ。全国民が黙祷を捧げているときに選挙がいいのか、政府は検討すべきだ」、たちあがれ日本は、「国民の気持ちを考えたら、選挙の全国的な延期は検討に値する」、国民新党は、「沖縄でも祭りは自粛している。与野党が一体となって当たるべき時に対決は如何なものか。日本全体で延期すべきだ」と賛同を表明。岡田克也幹事長が、各党が持ち帰って検討してもらい明日同じ会議を再度開催するとのまとめを行なった。
岡田幹事長は、予算関連法案の扱いなどについて協力を求めた。これらも全党が持ち帰って検討することになった。

★東京電力の「計画停電」は、産業界から!
   私は、東京電力が14日から突然実施した「計画停電」について発言した。「政府は、病院などが自家発電の能力を持っていると言うが、その実態すら把握できていない。自宅で人工呼吸器を使用している患者もおられる」「これらの命に関わる住民の安全も顧みないやり方は間違っている」と述べ、「節電をいうならまず産業界にキチンと要請すべきではないのか」と強調した。

   岡田幹事長は「よく分かります。病人に迷惑・被害が及ばないよう政府に伝える」と答えた。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/03/14

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/2129

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)