ビートたけしのTVタックル収録
「ビートたけしのTVタックル」第780回”ジョージ&シンゾーの日米同盟新時代”の収録。放送日は5月7日(月)
21時00分~21時54分である。
いつものことだが、2時間の収録・録画。出演者は、浜田幸一、三宅久之、福岡政行、勝谷誠彦、青山繁晴、舛添要一(自民党参院議員)
松原仁(民主党衆院議員)の各氏。
例によって放映の際はカットされるのでしょうが、少し内容をご紹介しておきましょう。
一番最初に問われたのは、「ゴールデンウィーク外遊の時期ですが中国へ行ってらしたんですね?」
私は、「『遊』という言葉は好きではないですね。仕事で行ってきました。」「超党派の日中友好議員連盟の一員として、温首相の
『氷を溶かす来日』にこたえ、途絶えていた議員連盟として訪中。
今回の目的は、議員間いろんなレベルの人的交流を勧めること、
6ヵ国協議をまとめあげるために積極的役割を中国が引き続き果たしてもらえるよう、そして北朝鮮めぐる情勢の交換などでした。
「従軍慰安婦問題と主張する外交」などを議論。私は概略次のように述べた。「従軍慰安婦問題は、 日米首脳会談の議題にもされないと言われたが、実際には大きな焦点にブッシュ大統領も触れざるをえなかった。 そのこと自体が問題の重大性を示している。国際的に戦後政治の原点にかかわる問題だ。ブッシュ大統領は、 軍の強制があったことを認めた河野談話を評価すると釘を指した点が重要だ」と。河野官房長官談話「軍が関与したこと・・・ 慰安所における生活は、強制的な状況の下で痛ましいものであった」を引用して。
北朝鮮問題では、ブッシュの6ヵ国協議の合意実施を求め続けることは「軟弱ではなく賢明な外交だ」と強調していることを紹介しつつ、 大事なことだ。次に国連決議に見るように国際社会の一致結束、平和的外交努力の方向、(朝鮮半島の非核化、拉致問題など)「有機的に結合」 して取り組むのという考え方は、官房長官の発言でもある。”作業部会”が設置されたことを活用して解決へ進めることだ。
集団的自衛権の問題の議論。集団的自衛権とは、ベトナム、アフガニスタンなど侵略戦争の口実とされたもの。「自営」とは無縁。
安倍首相が04年に憲法との関係で質問。このとき、秋山法制局長官は
「我が国に対する武力攻撃が発生していないにもかかわらず外国のために実力を行使するもので、憲法違反だ」と答弁している。すでに決着済み。
”自衛”どころか先制攻撃戦略に他らない。
改憲と一体であること。アーミテージ第二報告が「同盟国間の協力に対する制約」『制約』とのべて、
改憲の前にも集団的自衛権の行使をアメリカの要求であること。こんな討論をおこなった。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/05/05