本日放送「たけしのTVタックル」
一昨日の土曜日に収録した「たけしのTVタックル」が、本日午後9:00~テレビ朝日系列で放送された。テーマは”ジョージ&
シンゾーの日米同盟新時代”出演者は、浜田幸一、三宅久之、福岡政行、勝谷誠彦、青山繁晴、舛添要一(自民党参院議員)松原仁
(民主党衆院議員)の各氏。
一番最初に問われたのは、
「ゴールデンウィーク外遊の時期ですが中国へ行ってらしたんですね?」との問いに、、「『遊』という言葉は好きではないですね。
仕事で行ってきました。」と答えた部分はカットされて、私の着物に評論家の三宅久之氏が「着物の趣味が悪い」
と噛み付いたのにたいして私が反論するところはキッチリ放送されたのには閉口してしまった。
それでも「6ヵ国協議をまとめあげるために積極的役割を中国が引き続き果たしてもらえるよう、そして北朝鮮めぐる情勢の交換などの目的で
(訪中した)」と答えた部分は放送されて、勝谷氏が「共産党の方がよほど日本の国益のために外交をしている」と返してくれたのは
(立場の違いは明らかだが)まぁよかった。
集団的自衛権に関わって「 安倍首相が04年に憲法との関係で質問。このとき、
秋山法制局長官は『我が国に対する武力攻撃が発生していないにもかかわらず外国のために実力を行使するもので、憲法違反だ』
と答弁している」「(集団的自衛権は)イラク戦争に見られるような、アメリカの専制戦略攻撃に日本が組み込まれるということだ」
と述べた部分はキチンと放送された。
なにせ、「(出演者の中で集団的自衛権を認めない立場の出演者は)一人だけだよ」と浜田幸一氏からもお墨付きだ、
この発言がカットされては番組の中立性に関わる(まぁ、ヒドイ話ではあるが)。
また、舛添要一氏が「北朝鮮からミサイルが飛んでくるとわかったらどうするんですか」 と質問して来たのに対しては「まず、そういう状況を作らないことが肝心だ」「逆に聞くが、(日本が) 何発ミサイルを持っていれば日本が守れるんですか?何発ですか!?」と返すと、舛添氏はじめ誰もまともに答えられなかった。 (このやりとりは、なかなか白熱したやりとりになったので、ハイライトでも使われました)
全体通じて、私とその他の出演者がやりとりをするという展開で、放送された時間は比較的長かったのはよかったのだが、、、、 それにしても出演者の人選や、番組途中で挿まれるVTRが「従軍慰安婦は無かった」「集団的自衛権を認めるべき」 という立場で塗りつくされている感じで、中立であるべき放送局として「これでエエンかいな?」という気分だ。
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| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2007/05/07
コメント
ミサイルで攻撃される怖れがあるから、こちらもミサイルで武装する。ハッキリいってヤクザ屋さんの発想ですね。
そのような事態にならないようするのが、国際政治でしょ。 北朝鮮問題でも、具体的に国際社会の上で解決の糸口を出しているのは日本共産党だけ、アメリカとだけ仲良くしていれば安心と思っている方々のほうが平和ボケではないのですか?
投稿者: 市川一実 | 2007年05月08日 07:12
いつもありがとうございます。おっしゃるとおりですよね。世界は、紛争の平和的外交的解決の方向、そして共同のうごきです。軍事同盟に固執することこそ時代遅れといわねばなりません。それにしても出演者選びが「偏向」してますよね。でもそれでもめげずに頑張らねば。
投稿者: 恵二 | 2007年05月15日 22:59