タクシー規制緩和 問題点が浮き彫りに
本日開かれた国土交通委員会では、「タクシー業務適正化特別措置法改正案」
について参考人質疑が行われた。2002年のタクシー規制緩和以降、競争が激化し、
安全の低下と運転者の労働条件低下が問題になり、
政府は今国会に東京と大阪で行われているタクシー運転者登録制度を政令市まで拡大する法案を提出した。
各参考人は、規制緩和で起こった「市場の失敗」、タクシーの過剰や事故の増加、
サービス低下、労働条件の低下など、様々な問題点を指摘された。
委員会後、タクシー労働者で組織する労働組合、自交総連の皆さんの国会座り込み集会であいさつ。「皆さんの運動が、
規制緩和の問題点を明らかにし、政府も一定の見直しを行うまでに至った。安全・安心のタクシーへ。審議会答申の骨抜きを許さず、
実効ある登録制度を確立しよう」と訴えた。
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| Update: 2007/05/08