働くものの団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう! 第82回全京都統一メーデーで挨拶
1日、京都市の二条城前の広場で第82回全京都統一メーデー大会が開催されました。
あいにくの曇り空でしたが、なんとか雨も時よりの小雨程度で、連休中の間の日曜日ということでしたが、たくさんの参加でした。
大会は、岩橋祐治実行委員長・京都総評議長の挨拶で開会され、さっそく日本共産党を代表して私が、新社会党京都府本部書記長の池内光宏さん、日本科学者会議京都支部事務局長の宗川吉汪さん、京都農民連書記局長の安田政教さんとともに挨拶しました。
私は、東日本大震災から50日のもとで開かれるメーデーであることから、まず、被災地支援と復旧・復興の運動を呼びかけました。私が宮城県で現地調査した実感も込めて、劣悪な現地の現状報告しながら、「個人補償の拡充とともに『「マイナスではなく、せめてゼロからのスタートを』は被災したみなさんの一致した訴えです。借金返済の心配と負担をなくし、再建へ集中してもらう、この条件を作るのは国の責任ではありませんか。農業、漁業・水産業、中小企業への『なりわい補償』の実現を」と日本共産党が提起していることを報告。
また、復旧・復興の進め方として「住民が計画し、自治体が実施する。その財源は国が責任を持つ」という原則が大事であることを主張し、社会保障と税の一体改革と称して消費税の増税など言語道断と批判しました。
さらに、東京電力福島原発事故について、日本共産党の吉井英勝議員の追及も紹介し、「断じて想定外ではない」こと。「2重の意味で人災」であることを示し、安全性最優先の原子力行政と自然エネルギーの転換を訴えました。
最後に、シンボルスローガンである「働くものの団結で、生活と権利、平和と民主主義を守ろう」。「人間らしい労働のルールの確立を」と訴えました。
参加者は3つのコースに別れて、行進。私は、御池通りで、京都市会議員の宮田えりこさん、西村よしみさん、新しく京都府会議員となったばばこうへいさんとともに、参加者を激励しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/05/02